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2005年釣行レポート一覧  注)以下は併設するブログ「毛鉤を巻いて川に行く(釣行編」に掲載していた記事です。 釣行レポート(5月1日)

2005年05月01日
新緑・五月雨・本流釣り

■愛知川上流・本流・御池川君ヶ畑
■2005-5-1(日)
■イワナ5匹 あまご1匹 ニジマス3匹
■同行者2名
昨年は春に来たが放流なくパッとしなかった。今回は事前に確認すると放流したとのこと・・・勇んで出かけたが天気が最悪・・土砂降りの中の釣り・・今日はどう言う訳か、放流イワナがメイン・・愛知川にしては珍しい状況だった。

Kさんは28日から休暇を取って、28日は美山C&R(ヤマメ5匹)、29日は天増川(イワナ3匹、ヤマメ&アマゴで20センチアップを20匹以上)と釣り三昧を終わらせて爽快な笑顔で駐車場に現れた。今日は連休前から約束していた愛知川釣行、ひろせ屋の親父さんに電話すると「3/27ここ前に成魚放流をしました。釣れてますよ。」とのことで愛知川に決めていた。しかし、今日は殆ど雨が確定していて、夕方まで持つか否かと言う状況、日頃の行いの悪さが7日間有るGWの雨の日を引いてしまった。

久しぶりに桜の終わった新緑の永源寺ダムを見ながら、「これで天気が良ければ言う事はないなぁ~」等と呟きながらもひろせ屋さんに到着、川を見ると・・・水がない・・極端に少ない・・(後で御池に行ってわかることだが、昨年の台風の影響で砂に埋まって伏水が多くなっているだけだった)・・・ひろせ屋さんで日券を買い、「午前中早めに確認してみよう」と言う事で1.5時間と短く設定して、準備も程々に早速川原に降りた。リーダーをセットしようと3Xを引っ張り出すと、カッティングしてないのに丁度良い長さでリーダーが切れている。「しまった、3Xがなくなった。」
美山同様、リードフライはコックロビン#12、ドロッパーはブルーダン#12、いつものライズポイントをやり過ごし、上流の小ポイントにキャスト、リーダーがターンした頃、ドロッパーを悠々と無視して下流に泳ぐ魚影を確認、そこで上流に向いて定位した。「畜生でなかったか・・」とピックアップすると・・何とリードフライをしっかり銜えてイワナが上がって来た。・・釣ったと言うか釣れたイワナ。
その後、不調の為、ドロッパーをジンジャーハックルに替えて釣り上がる。橋の下の淵を越えた所でダウンに流したドロッパーにヒットした。サイズから見ててっきりアマゴと思いきや、汚い魚で朱点がない。昔、美山でヤマメとよく間違えた虹鱒・・「つかみ取りから逃げた奴か?」・・・気を取り直してひとつ上にキャスト、糸ふけを確認し、すかさず合わすとリードフライにスレ掛かり、しかしこれも汚い虹鱒だった。
(この虹鱒・・・漁協が放流しているらしいが、この美しい川にニジマスはないだろう・・と思うが・・・)



そのまま、キャンプ場前のチャラ瀬を永遠歩き、Yちゃんお気に入りのライズポイントへ・・・しっかりYちゃんが居座っている。「どう?」との合図に親指と小指を開いた。
「ライズしてたんや・・そやけど変な魚や山女か?」・・「俺も連れたわ!虹鱒や!」などと会話を交わし、上流の落ち込みを抜けて、瀬のひらきにキャスト、魚影が走った。もう一回とピックアップすると釣れている。結構なサイズだ・・ひと流れ越えたところでブレイク・・合わせが緩かった。ここで時間となり車に戻った。

早めの昼食は正解だった。終わると途端に降りだし、午後から入ると決めた御池川君ヶ畑に着く頃には小降りの雨音が杉林に響いていた。
赤い橋のたもとに車を停め、Yちゃんは集落の〒から、Kさんはこの赤い橋から、と言う事で、私は昨年と同じその中間を釣る。



道沿いに下り、カーブで上から川を見ると、昨年の台風で川が完全に埋まりポイントも随所で替わっている事が伺えた。岩も結構動いている。
「こりゃ数年待たないとアカンかもな・・」・・予想は的中、ポイントは変貌し、砂に埋まり難しくなっていた。
これに追い打ちをかける様に、雨足が強くなり、集中力がなくなって挫折、それでも2回程アタックを確認、魚が甦って来ている事は確認出来た。3時までの約束が2:30に皆が車に戻る状況、君が畑の復活を期待して、御池川を後にした。

さて、本流ひろせ屋さん前・・・雨の釣り、止みそうにない・・・風が弱かったので3番ロッドを持ち出した(これが後、後悔することなど知るよしもなし)。
午前中に上がったポイントから入ろうと思いキャンプ場の前でタックルをセット・・・・ドロッパーはプロフェッサー#12、リードフライはシルバーサルタン#12、早速、あっさりとリードフライを銜えて良型のイワナが上がって来た。
これでリードフライは決まり!後はドロッパーを取っ替えひっかえ・・・しかし、天気は大雨!ドライフライの釣りで有ればまずここまで降るとフライが濡れて釣りにならない。袖口をしっかり閉めてもしみこんでくる。それこそ豪雨と暴風が吹き荒れている。時々、小降りに成り小康したかと思いきや、また暴風豪雨、川の水量に注意しつつ釣り上がる。
また、瀬尻でイワナがシルバーサルタンに釣れた。(釣ったのではなく釣れた。)



「5番にすれば良かった。」強風でコントロールができない事に加え、リーダーが4Xと細く、ラインスピードを上げてループを狭くすると絡む、絡まない様、広くすると風の影響で飛ばない。こんな状況と戦いながら雨の中を釣り上がる。暫く行くと底石の入った大きな広いプールが見えた。その手前にキャスト、魚影が走る。
合わすと空振り、もう一回、乗った・・・これも、シルバーサルタンを銜えている。しかし、虹鱒・・・・

もう限界に近く、ドロッパーを外し、リードフライ一本にした。このプールで底石に潜むイワナを引きずり出すとすれば・・・#8ダンケルド・・こいつしかない!
気合いを入れてキャスト・・数投目に水面下を泳ぐダンケルド目がけて、イワナが底から襲った。すかさず合わせてヒット!これには感激、その後、ヒットするが乗らない。追ってくるが食わない。を繰り返しもう一匹追加して沈黙・・・やはりダンケルド・・これはルアーの様な魔力がある!
さて、もう一度車に戻ろう。もしかすれば、これで今日は終わりかな?等と想いながら、ダウンストリームで適度なポイントを釣り下がる。フライは当然ダンケルド・・・瀬脇に定位する魚がダンケルドを襲う。HIT・・やっとアマゴ、しかし汚い魚だった。
暫く下がって、イワナをバラシ・・納竿・・・雨によって、イブニングもなかったが、それでもWETの釣りを堪能できた。

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