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2006年釣行レポート一覧  注)以下は併設するブログ「毛鉤を巻いて川に行く(釣行編」に掲載していた記事です。 釣行レポート(4月29日)

2006年04月29日
桜の佐々里は風・風・風・・・

■美山川・佐々里F&L特別区
■2006-4-29(金)GW初日
■あまご20匹弱
■同行者2名
連休初日、高速を使わず皆でのんびり佐々里行き、ドライフライで釣るはずが、強風にブチ切れウェットに変更、結局正解だった。魚が居ればよく釣れるよね?・・まあ・・当然かぁ・・


先週の芦生が少し尾を引いている。午前中は狙っていたスペースウッドさん上流にお一方入られておられたので止む無くキャンプ場上流品谷川合流点から稚魚放流のヤマメを意識して7.9フィートのドライフライアクションで釣り上る。フライは当然エルクヘアカディス#16・・・暫く上がったところで軽率なキャストで出たが食わない。以前、夏に訪れたときにコマメを釣ったぶっつけの鏡に浮かべて待つ・・・・食うが合わない。フライをライトケイヒル#14に変えても同じく、出ても合わないが繰り返され、時間も短かったため早々に切り上げた。

下流を目指し中流小堰堤を通り越してその下の橋の前に停車、暫くDRYでとも考えたが「佐々里風」が強くなってきた。
イライラして流れにキャストすれば即刻「風」と「流れ」でラインが引かれ、瞬く間にドラッグが掛かり、フライは水没・・・・「こりゃあかん!」とピックアップすれば魚信・・・・なんと沈んだライトケイヒルをしっかり銜えてこの日の一匹目が横たわった。
正直、嬉しいが落胆も隠せない。この時点で迷わず今日はWETと決め込み、リーダーを3Xにチューンアップしリードとドロッパーで釣りあがる。堰堤の泡の下で魚が定位するのが見え、下降流に乗せて沈めてみるとやわらかいあたりが伝わり合わせると魚信・・・やった!と喜べばカワムツ、堰堤を越えて道路脇のカーブの淀みの前の瀬に流すと反応するが食うまでには至らない。ふと淀みを見るとカワムツの群れとは別に異なる魚の群れが見える・・・「これって放流したてのアマゴとちゃうんか?」と思うや否や、しっかりとその群れめがけてプレゼンテーションしていた。なかなか食わないがリアクションバイトでヒットする。前の瀬もコックロビンに変えてから食い込みが良くなり、淀みと瀬で合計4匹、コックロビンとダンケルドが大活躍、その後は今ひとつで満開の桜を仰いで川から上がった。

さてイブニング、午前中は先行者が居たスペースウッドさん裏の堰堤から上流を釣ることにした。
いつだったか9月に来て栗を拾った栗の木は残っているが、細く深みを抱いて滔々とした流れをガードしていた葦やネコ柳などブッシュはいつしか消えうせ、歩きやすいが浅く幅のある流れに変わっていた。もう昔の面影は殆ど残されていない。
少し淋しい気もするが、これも佐々里が変わった証拠とダンケルドとマーロックスフェバリットの2本立てでキャスト・・・
しかし、ここからはさすがダンケルド・・特別区で魚影も確かに抜群に濃かったが、流してヒット・・ライズの直撃には一発でヒットする。まるで何かの魔力に憑かれた様に、しっかりと銜えられ顎を捉えていた。



もう少しで橋が見えるところまで4匹釣って、イブニングのハリマ屋さん裏が気になり、川から上がってアスファルトの上をゆっくり歩いて戻った。
再び栗の木の所から川に降りると、早速、目の前でライズこれも一発でゲット!やはりダンケルドは凄い!
そこから釣り下がることにした。まず堰堤の上のプールだ・・・ところどころでライズが始まった。またまたダンケルドをひったくる様にヒット・・・今回は#10がメイン・・・・だんだんライズが多くなり安定して来た。堰堤を下り、更に釣り下がる。



コカゲロウのハッチが水面に沸く様になり、ライズがマッチ・ザ・ハッチを要求するようになってきた。
サイズ的には#16・・・・すっぱりリーダーをカットして6Xに戻し、#16ライトケイヒルをセット・・・・寸前で食わない奴も居るが、それでもしっかり食ってくる魚も居て、久しぶりに瀬の中でのイブニングライズをゲットした。これでDRYでも釣れたし、あたりはかなり暗くなって来た事もあって、もう一度WETに戻すことにした。
となれば・・ティール・ブルー&シルバー#12・・・・・・・しっかりライズを捕らえた。
やっぱり特別区になると、結構釣れまんがな・・・今年はじっくり見てみよか?

posted by bacoon at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 京北に行く |

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