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2006年釣行レポート一覧  注)以下は併設するブログ「毛鉤を巻いて川に行く(釣行編」に掲載していた記事です。 釣行レポート(5月5日)

2006年05月05日
新緑・清流・五月晴れ・・佐々里

■美山川・佐々里F&L特別区
■2006-5-5(金)GW祝日
■あまご10数匹
■同行者なし
前回釣行で気をよくしてウェットフライでお気楽釣り・・・この日はマーロックスフェバリットが結構よかった。前回よかったダンケルドは消沈気味・・・


連休のバーベQで食いすぎ状態を引きずったまま7:45に出発、今日は一人で川西を直進し止々呂美から亀岡に出て京都縦貫経由で園部で降りた。
9:10スペースウッドさんに到着、魚券を買って状況を聞くと「今日はお客さんで6人目ですわ・・すぐ上に入ったはります。」とのこと・・・今日は午前中はDRYメインでハリマ屋~スキー場下堰堤まで、午後からはWETで下流域を歩くと内心決めていたが先行されては仕方がない。
来る時に下流域に人がいなかったことを思い出し、下流を先に釣る事にした。
天気はこれぞ五月晴れ・・・すがすがしい気分で選んだ#14コックロビン(リード)と#14キング・オブ・ウォータース(ドロッパー)、一投目が流されて打ち返した2投目にドライフライに出るかの様に、コックロビンを水面で捕らえ、あわせると心地よい躍動がロッドに伝わった。本日一匹目・・・
堰堤の払い出しに一匹出たがあわない。堰堤を越えて先週アマゴが溜まって居た淀みを見ればさすがにかなり散っていた。それでも前の瀬ではしっかりと釣れた。後は余り記憶に残っていない。とにかく数匹釣ったこと。ダンケルドでもなくドロッパーでもなく、今日は沈んだリードのマーロックスフェバリットによくヒットしたことは覚えている。
結構楽しめて、腹も減ったし上がることにした。



さて・・・やっぱり午前中に竿を出す予定だったハリマ屋の裏~スキー場下大堰堤までが気になる。「ドピーカンやがDRYでやってみるか?」とリーダーを張替え、夏日の様なドピーカンをロングリーダーで釣り上がる・・・フライは#16ソラックスダン、早速カーブのぶっつけで出たが愚かにも合わせ損ねてしまった。こうなると運が逃げる。出ても合わない釣れればカワムツ・・・フライボックスの#16ソラックスダンが結構減っていく・・「やめ!」・・・とWETにして釣り上がる。先程のドピーカンが栗の木のカーブを曲がると山陰となりそろそろ所々でライズが起きても不思議ではない・・・「やはり、ちょっと渋いな・・」と上流を見れば、二人組が一番良いところに陣取ってライズ待ちをしている。見ると結構ライズしているがもう少し安定するのを待っている様だった。2、3言葉を交わし、上流に行かせてもらう・・・すぐ上のポイントで出たが合わず更に上がると支流が流れ込んでおりこのあたりは浅い・・・居る分けないとタカをくくったのが祟り、ドロッパーに出てあわせて少し引き、結局バレてしまった。
少し向こうに橋が見え、その上手が記憶も薄らぐ遠い昔に佐々里で初めてヤマメを釣ったポイントだ。橋の下でドロッパーを2本にする・・・リードが#12シルバーマーチブラウン、セカンドドロップが#12ダンケルド、トップドロップが#12イエローサリー、おおきなトロ場がありその流れ込みにキャスト・・ゆったりとダンケルドを水面で捕食したが乗らなかった。上流に回りこみダウンで沈める、縦にゆっくりと浮き上がらせると、アマゴがリードのシルバーマーチブラウンを追いかけている様子が見え、水中で反転して戻っていった。
「見切られたか?」と思うや否や大きなあたりがロッドに伝わり、あわせると空振り・・・・「畜生!食っていた!」・・と声を出しても後の祭りだった。
リードをティール・ブルー&シルバーに交換し、その上のポイント・・・いきなりティール・ブルー&シルバーを銜えて空中に舞い上がったかと思いきや、水中にドボンと戻りロッドが閉めこまれる・・・上げるとなぜだかダンケルドにスレでかかっていた・・・「あれ?確かにティール・ブルー&シルバーを銜えとったのに・・」と不思議な想いで一杯だった。その上は絶好のポイント、案の定、予期せぬイエローサリーにDRY感覚ででたが、こちらの予測が外れたため、上手くあわせられなかった。
そしてカーブを曲がると堰堤・・・・数匹クルージングしていたが狙える状態ではない。底石が全くなく、砂が体積した川底は隠れるところがなく、久しぶりのはずだが記憶とは全く異なり、初めて見る様な堰堤だった。
さて・・・釣り下がるか?・・・そろそろライズするころやろ・・・3XリーダーでWET、ドロッパーはそのままイエローサリー、リードはダンケルド、急ぎ足で叩きながら釣り下がり、ひたすらライズを探す・・・ない・・・・・・・二人組が陣取った一番良いところも釣り人もおらずライズもない・・・嫌な予感がした・・・「イブニング不発か?俺が堰堤に行ってる間に終わった?・・」と見上げれば、カゲロウもさっきほど舞っていない。



「しまった!逸した・・」とハリマ屋裏の瀬でライズを狙うが散発で狙えない。
やがて暗くなりかけて川が「今日は終了ぉ~!」と言ってる様に聞こえる川面に、ちらほらとロケットライズを発見・・・急流か浅瀬でトロや深みでは起こらない。
しかも、日中は雑魚も留まらない超ぉ~チャラ浅瀬だ・・・「試してみよう・・」とリードに#14プロフェッサーとドロッパーに#14イエローダンミセスフィリップスをセット、プロフェッサーは正解だが、ミセスフィリップスはミスマッチ・・・即刻ドロッパーは#14グリズリーキングに変えた。結構反応する。
「これもやり方のひとつやなぁ・・・ロケットライズの・・」もう真っ暗の一歩手前・・・ハリマ屋さん裏堰堤に行くが沈黙・・・堰堤を上り、栗の木前・・・もう諦めかけて開きのチャラ瀬の手前を流すとバルジンとともに白い腹が見えて乗った・・・暗闇の中で「終了ぉ~!」と叫び本日最終魚を掛けた状態でリールを巻いた。

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