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2006年釣行レポート一覧  注)以下は併設するブログ「毛鉤を巻いて川に行く(釣行編」に掲載していた記事です。 釣行レポート(8月14日)

2006年08月14日
夏!・お盆・ドピーカン・・

■美山川・佐々里F&L特別区
■2006-8-14(月)
■ヤマメ2匹 あまご1匹
■同行者なし
今年は佐々里を見てみようと心に決めたこともあり、一番厳しい時期の一番厳しい時間帯がどんな状況か?・・・を見に行った。

盆休み、数年前ならキャンプや子供を連れてどこかに・・と釣りのことなどそっちのけであったが、子供も大きくなりもはやキャンプなどには興味がなく、4連休の一日を釣りにあてた。
例年行けても片手間のバス釣りで、この時期渓流に出向いたことはない。
今回も「久しぶりに一庫青野バスラリーでもやるか?」とも考えたが、丸一日ならどこかの渓に入りたい・・・・となればT川が見たいが、高速の帰省ラッシュにまともにぶつかる可能性もあり、「そうや・・一番厳しい時期の佐々里を見とこ!」と、今年5回目の佐々里へ向かった。

出合橋を右折する頃にはすっかり朝の陽も高くなり、川原のあちこちがドピーカンになり始めていた。「こ~りゃ厳しいぞ~・・」と、わかってたこととは言え、思わず口から突いて出た。



スペースウッドさんで魚券を購入し、「今日は釣りはどなたも・・」という奥さんの言葉を確認して上流を目指す。
狙いは前回の堰堤下で1匹上げたところ、品谷川合流点の通行止め看板を超えて暫く上がるとカーブで道が崩れていて盛り土になっている。盛り土に乗り上げるとスリップした。

前回天増川で3の橋手前で交わした盛り土程ひどくはないが、無理して上がることもないとバックしてUターン、杉木立の中に車を停めて川に降り、#16ゴールドアントパラシュートを結び釣り上がる。
ひとポイントを超えて次なるポイント・・・入渓数投目で小さな波紋でフライが消えた。
あっけなく釣れた本日1匹目、入渓直後のヒットに一気に気分は高揚する。
「やはり日陰やな・・」・・・ともう1匹追加。
しかし、ひとカーブ曲がって杉木立を抜けるとドピーカンの小沢となり、あまりの暑さと絡まる蜘蛛の巣に嫌気が差し、早々にここを切り上げた。

日陰を探して下流に向かう、ハリマ屋さん上流のベストポイントはもはやドピーカン、長らくご無沙汰の美山高校分校裏に入ることにした。日陰のポイントが続くがさっぱり調子が掴めずカワムツの猛攻に合い、ドピーカンとなったところであえなく退散。

橋が架かる桜並木の下で昼食にしようと下流に向かう。すると昨年ジェニースーでHITした日陰のポイントを見つけた。廃小屋前に車を停め、そこから釣り上がる。程なく行くと日陰の絶好のポイント、幾筋もの浅く強い流れが岩にぶつかり大きなぶっつけとなって弛みを作っている。手前から攻めるがここでもカワムツの猛攻、もう諦めかけたころ#14のエルクヘアカディスに変えて最奥の筋を流す・・・沈みかけたエルクヘアカディスをゆっくりと銜え込んだ。本日3匹目。ここで昼飯にすべく川から上がった。

もう陽を浴びるのも嫌だ!夕方までは釣りにならないだろうと、品谷川合流点の木陰で昼寝をすることにした。エンジンを切ると車のあちこちにアブや蜂が体当たりしてくる。窓を開けると飛び込んで来そうだ。さすがにムンとして来た。とても昼寝どころではない。止む無くここから釣り上がって見ることにした。しかしここでもカワムツの猛攻にうんざり・・・傾き小屋の下の淵に魚影を確認するが水面までは興味がなく、暑さに負けて退散。

午後3時、ハリマ屋さんの横に車を停め、スペースウッドさんでコーヒーを注文、マスターと色々話し込んだ後、気を取り直して一番お気に入りのポイントへ入渓、ハリマ屋裏・・・しかし、ここもカワムツ猛攻、堰堤を越えて釣り上がるもティペットが底を突き、ウェーディングシューズのフェルトも剥がれ、極めつけは川の中でズッコケかけて老眼鏡を落とし、今日はついてないと日没直前に川から上がった。



暑い夏のドピーカン・・・本格的に勝負するなら、夜明けから9時ごろまでかなぁ~・・・きっと・・・
それと・・・釣行前にはタックルの確認を怠らないこと!

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