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 <ミッジング>
ロケハン
Rocket Rise Hunter
<< 釣れないライズの代表格・・あまごロケット発射ライズ・・何とかするならコイツの出番 >>
 ロケハンと言えば一般的な略語を連想される方が殆どであろうが、この毛鉤の名称は私が勝手に呼んでいる造語である。表題に示した私が勝手に思い込んでいる和製英単語列をご覧頂けば概ねご理解頂けるだろう。
 渓流解禁当初、またはオフの管理釣り場、ポイントとしては浅すぎず深すぎずの立ち込むに適度のゆったりとした流れ、そこに夕刻が迫ると潜水艦が水中からミサイルを発射するが如く、ほぼ垂直に魚体が飛びあがってくる。
 ロケット・ライズ!!
 殆どが成魚放流のあまごになると思われるが、コイツが結構厄介でカリカリさせられることが多い。
 リーピングライズとも言うらしいが、私は昔から勝手に『ロケットライズ』と呼んでいた。
 何も知らない最初の頃は「もぉ~・・もらった様なモンや!」と楽観視してキャストするが見向きもされない。
 「何でや!」・・と本気モードで手変え品替えやってもサッパリ・・・しかし、その間も『あまごロケット』は何発も発射され続ける。
 この様な経験は私だけでなく多くの方々が記憶にあることと察する。
 已む無く半ば諦めて観察すると、どうも水面上で乱舞する極小羽虫を空中で捕食している様にも見える。
 そこで思い切って極小鉤に最低限のドレッシングでトライしたのがこの毛鉤である。
 しかしながら、未だ決定打とは言い切れない。幾分マシで相手にされない事はない・・・と言う程度で「釣った」と言うよりも「釣れた」と言う表現が正しい。
 この辺りを明確にするつもりだが、この様なライズに対面することも釣行回数が減った今では数年に一度ぐらいなので、ゆっくりと確かめて行きたい。
 因みに写真に映るサイズ対比の為に置いた素鉤は、私がスタンダードドライを巻くときに使用する標準フックの#14である。
 見てもお判りの様に、私の様な老眼では毛鉤を流してライズを確認して合わせる等は無理・・・着水前後に概ね毛鉤が落ちたであろうところからロケットが発射され、向こう合わせで掛る事を期待するのみ。
 #30の毛鉤に10Xのティペット・・仮にロケットが失速して水中に堕ちるタイミングで合わせたら、ひとたまりも無い事は書くまでもない。
  しかし、おそらくもう#30では巻けず、#28で我慢せねばならないだろう・・もはや老眼には勝てない!
 2009年1月現在
巻く時の留意点 ボディーはスレッドのみ、ウイングはCDCかパールフラッシャブーのどちらが良いかが決め切れない。
使う時の留意点 ラインの先端から毛鉤までのリーダー+ティペットの長さを目測してキャストすることが重要!
使用フック(サイズ) #30 TMC518
使用マテリアル ①スレッド=16/0ブラック ②ボディー=スレッド下巻き
③ウイング=CDCナチュラル(極少量)、またはパールフラッシャブー2枚、どちらもスペンドに結ぶ。
bacoon’s favorite ライズハント★★☆☆☆   リアクションバイト☆☆☆☆☆   サイトフィッシング☆☆☆☆☆

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