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 足羽川上流域・水海川 
 ここはその昔私を狂わせた流れであった。下流域は葦が絡む比較的単調な流れで『モコッ』と出るあまごは今でも瞼の裏に焼きついている。
 当時は小ぶりと考えていたが20センチは越えていたと思え、当時このあたりで釣れるイワナが25センチ前後がアベレージでありその様に感じても致し方ないだろう。
 釣り上がって行くとやがて牛小屋(・・と勝手に思い込んでいたが、今はどうかわからない)を越えたあたりから渓相が変わりイワナが釣れ出す。
 やがて堰堤が続く流れになると、この頃から埋まりかけて一面に溜まりや淀み、荒瀬やチャラ瀬が交錯する複雑な流筋のあちこちで良型のイワナがヒットした。
 不細工な毛鉤にも関わらず水面が炸裂した後、ワンテンポ遅れて尾鰭が水面に跳ね上がる喰い方は印象深く、特にハッチに連動したライズが起こると雨霰の状況でこの光景だけは一生忘れることはできない。
 ・・・で今は?・・残念ながら2002年・2003年の状況からすると昔の面影を辛うじて残していたものの、下流域は雑魚真っ盛りであまご等は皆無に近く、上流域は完全に埋まって単調な流れとなり何とかあまごを仕留めたものの、あれだけ私を狂わせたイワナは影香りすらなくサッパリだった。
 しかし、きっと悪い日を引いただけと信じたい・・管釣とは言え60センチクラスの虹鱒をそれなりに釣り上げた5フィート6インチ、ウルトラライトのルアーロッドで数分格闘の末、フックを延ばされたのもここの堰堤である・・今思うと恐ろしいイワナが居たと感心せざるを得ない。
 まあ・・おそらく昔の様な状況は期待できないだろうが、良い日に当たればそれなりに釣れるハズである。・・・と思っているが、近況をご存じの方がおられたら是非ともご教示頂きたい。
最終釣行:2003年5月

・釣行目的/理由/魅力 その昔の巨大イワナを微かに期待・・
・狙う魚と釣れる魚 昔は下流域であまご上流はイワナ一色・・今は上流でもあまごが釣れる。
・候補に挙がる時期  GW~禁漁まで・・
・釣れる魚の質/型/数 昔は25センチ前後がアベレージのイワナ・・今はあまごと同じ17センチ前後??
・釣場の水温/水量/水質 全体的に砂地の川なのか濁りが入り出すと手がつけらつけられない。上流域は堰堤周辺が堆積した土壌を裂く流筋の為、大雨には注意が必要・・
・お気に入りの毛鉤等 ライトケイヒル#14、カディス各パターン#14・・ウェットはプロフェッサー&グリズリーキング各#10・・
・釣場の景観と雰囲気 下流域は葦の流れ、上流は埋まった堰堤間に荒瀬と溜まりが点在・・
・立込遡行の難易度等 葦の流れは川通しOK、堰堤間は泥濘多く膝下まで埋まる部分あり要注意・・
・アクセスと駐車スペース等 堰堤周辺の路肩など・・
・出逢う釣師の皆さん 昔は圧倒的に餌釣師とテンカラ師・・久しぶりに行くも釣り人は見かけず。

bacoon's favorite 釣場(渓相★★★☆☆・魚影★☆☆☆☆) 釣魚(サイズ★★☆☆☆・美しさ★★☆☆☆) 


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