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 足羽川上流域・本流 河内~田代周辺 
 足羽本流を上流に詰めると「河内」に何時も魚券を購入する「中田養魚場」があり「天池乃宿」と言う民宿も営まれている。
 2003年のGWはここに連泊して足羽流域を見て回った。この養魚場の上手に大堰堤があり、通い込んだ昔はそれこそボートを浮かべてもおかしくない程の大きな堰堤で、ミディアムライトアクションのルアーロッドで遠投して尺クラスのイワナがそれなりに釣れた美味しいポイントだった。
 当然フライでもこの堰堤の前後は一番お気に入りで、堰堤から下手の流れは養魚場から逃げ出たと思われる虹鱒も多く居てド派手なジャンプを披露してくれた。中には腹が黄色く染まり渓魚の刻印を施した虹鱒も居て、長く伸びた尾鰭や背鰭に黒点が美しく記されて惚れぼれしたものである。
 堰堤から上流は「田代」を過ぎた辺りまで、イワナの楽園と言う雰囲気だった。ここと水海川こそ、休日が待ち遠しく私を狂わせた流れである。
 しかし、2002年・2003年と訪れて、トンネルを抜ける新道ができ、大堰堤もすっかり埋まって松林と化して、昔の面影を辛うじて残すもののイワナは20センチ止まりが少々、虹鱒は釣れてもジャンプもせずに横たわり・・「天池乃宿」の親父さんも支流に入らないと最近はダメ・・とおっしゃり、2回とも撃沈して帰阪する羽目となった。
 しかし、やっぱり昔程ではないまでも、ここはいつまでもイワナが息衝いていてほしい・・これが単なる願いとならない事を信じて已まないが、一方でいつか大釣りができると甘い目論見をしているのも事実である。
 渓相としては所々に岩が連なるフリーストーンもあるが、全体的に葦が絡む砂の川でゆったりとした瀬を釣る場面が多い流れである。。
最終釣行:2008年7月

・釣行目的/理由/魅力 昔は巨大イワナと天然化した虹鱒・・昔の話になってしまった!2008年7月は川に動物性タンパク質を感じない!
・狙う魚と釣れる魚 イワナと養魚場から逃げた虹鱒・・
・候補に挙がる時期  GW~禁漁まで・・
・釣れる魚の質/型/数 昔は25センチ前後のイワナも、今はあまごと同じく17センチ前後??・・虹鱒は昔は腹が黄色くなっていたが今は逃亡直後に釣れた為か一目で養殖場落ちとわかる。
・釣場の水温/水量/水質 全体的に砂地の川なのか濁りが入り出すと手がつけらつけられない。その年の積雪量によるがGW前後は雪代が出て青白く濁ることがある。
・お気に入りの毛鉤等 ライトケイヒル#14、カディス各パターン#14・・
・釣場の景観と雰囲気 葦に砂地・・木立の下は浅瀬と小渕の上流域・・
・立込遡行の難易度等 堰堤間を割って入る手頃な渓流・・砂地の深みが多い・・
・アクセスと駐車スペース等 旧道の路肩・・・
・出逢う釣師の皆さん 昔は圧倒的に餌釣師とテンカラ師・・久しぶりに行くも釣り人は見かけず。

bacoon's favorite 釣場(渓相★☆☆☆☆・魚影☆☆☆☆☆) 釣魚(サイズ★★★☆☆・美しさ★★★☆☆) 


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