揖保川と言えば引原川流域か三方川流域が有名だと思っている。そのどちらの流域でもないこの染河内川は引原川と三方川が合流して揖保川となった下手に流れ込む支流で余り釣り新聞など名前が出たことも無く、揖保川流域では定評がある支流なのか否か、今もってわかって居ない。
しかし、私が釣っていた頃、それが偶々なのかいつもの事なのかは分からないが、揖保川流域で一番堅かったのはこの染河内川である。
・・・と言っても引原川や三方川の様な大きな流れではなく、葦の平瀬にあちこち岩が顔を出す単調な流れの小さな支流だった。
確か神社があった(どこにでもあるやろ!)・・・と言われても神社しか思い出せない。そのあたりがお気に入りで、瀬を流すよりも岩周りを丹念に探ると結構あまごが顔を出した。
サイズは17センチ~20センチが主体でイワナを釣ったことは無い。
ここで出会った餌釣師と話をすると「ここは(イワナは)居らん!ダム(音水湖)の上に行かな釣れんわぃやぁ~・・」とのことだったので、イワナは居ないと思っている。
渓相もイワナが潜む雰囲気が無かった。私がもし・・久しぶりに揖保川水系に行くなら、まずはここで竿を出して見たいと思う。 |