9号線を岸田川沿いにそれて山に向かい「田中」の集落を越えて川を左に見下ろしながら左岸沿いを行くと変電所がある。
この流れの上流にある霧ヶ滝養魚場周辺は別項を参照頂くとして、岸田川漁協の魚券で釣るポイントとしてはこのあたりが堅かった。・・・「・・かった。」という表現は、昨今漁獲を求めて上流の霧ヶ滝養魚場周辺に足が向き、気が付くとご無沙汰になってる為である。
変電所上手の橋を渡ると広いスペースがあり、ここに車を停めて、ここから釣り上がるか、下って「田中」の集落下手から集落を抜けてここまで釣り上がるかがいつものコースだった。
ここまで下るとイワナの魚影は薄く、あまごがメインとなる。釣り人もそれなりに居て、餌釣りはもとよりテンカラ師もかなりお見受けした。
魚は漁協の稚魚放流か上の養魚場周辺の放流魚が落ちたものだと思っていたが、魚質は頗る良くてサイズも23センチ前後で申し分なかった。
特に「田中」集落前は釣趣に欠けるのか、魚が以外と溜まって居て毛鉤を投じる前からワクワクしたものである。
しかし、いつもそんなに美味しいはずはなく、ある年サイズが20センチを切って数も減り、翌年はサッパリだった。
その後釣り仲間が入って朗報をくれたが、再び訪れた私には厳しく、それ以来ご無沙汰になっている。
しかし・・・考えてみるとこれも年周りの引きが悪かっただけで今でもある程度は釣れると思っている。
昔の様なサイズは難しいかもしれないが17センチ前後はある程度釣れると想像する・・・・ご存じの方がおられたらご教示願いたい。
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