青野通いが夏のお決まりとなったある時、仲間のひとりが「エルクヘアカディスでバスが釣り上がれる所・・よろしまっせぇ~・・」と言ってきた。
そこで「どこでどうやって?」と聞いて教わったのがこの下青野公園より上手である。
この公園前は緩やかにダムへと化していくインレットで公園より上手は完全に川である。
言われた通り#12エルクヘアカディスで川を釣り上がるとこれが結構エキサイティングで暫くハマリ・・・バス向きのドライフライとしてマラブーマドラーを巻いて試して見たり、ストリーマーの様に引っ張るのではなく、単純に落とし込むだけで食ってくるスキンシュリンプの効果を確認したのもこのポイントである。
一方公園前のポイントも木々の下や生い茂るウィードがルアーマンの釣る気を失せさすのか、竿抜けが非常に多く、勝負が早く効率の良いポイントが点在するフライのダッピングによるバスポイントだった。
ここでもタダ流れに漂わせるだけのメダカストリーマーや梅花藻の切れ目に落とし込むスキンシュリンプが多くのバスを誘い出した。
ルアーをやった経験がある私としては余りに簡単に釣れ過ぎるバスに唖然としたこともある。
しかし、2000年かその翌年か一度この辺りの水位が大きく変動したときがあり、それ以降パッとしない・・・と仲間から聞いてこの目で確かめに行くと忠告どおり不発・・・それからご無沙汰になってしまった。
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・・と言うことで2011年7月に訪れてみたものの・・・・・
もはや上の写真の様に梅花藻の花咲く流れなどは無く、葦が生い茂る水通しの悪いポイントとなっていて、とても竿を出す気にはならなかった。
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