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 上和知川(仏主周辺) 
 美山通いが始まった当時、釣り仲間を誘うと必ず兵庫県側まで迎えに行って173号線から9号・・27号で和知ダムを右折して美山に入っていくことが多く、ある時この右折の看板を見て気紛れに入って見たのが、上和知川最上流の集落「仏主(ほとす)」の奥で漁協が営む放流釣り場「あまごの里」である。
 放流はあまごだけで成魚放流のウブな魚が多く、その頃の私にはそれなりに楽しめたが、規模も小さく平瀬の多い小渓で、正直渓流釣りとは程遠かった。
 それでも上流に詰めると小ぶりながら天然のヤマメも釣れ、下流域は上乙見の支流でもそれなりに釣果はあったと記憶する。
 しかしその頃、私も釣り仲間も美山に通い込んでいて、私が単独で訪れたある夏の日、この「あまごの里」の管理人さんもご不在で、仕方なく小ぶりのヤマメを目指して林道を登って渓に降りた。その時大雨によりプチ鉄砲水に見舞われて間一髪で助かった事故に遭遇している。これもこの川を避ける理由のひとつになっていたかも知れない。この時の恐怖がトラウマとなって、どの流域であれ、直ぐに離渓できない渓谷には未だに足が向かない。
 そんなこともありついつい疎遠になって久しいが、中流域は決して風情があるとは言い難いが落差の少ない里川で非常に釣りやすかったと記憶する。最近も未だ20センチそこそこが『モコッ!』と元気に出るか否か・・試して見ないと分からない。
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 ・・と言うことで上記は1994年6月を最後にこの渓に行かなくなった状況での回想記である。
 あれから15年・・実際よくよく考えると1994年6月は訪れても竿を出しては居らず、実際最後に竿を出したのは更に昔の1986年であったと記憶する。そして23年経った2009年4月にふとしたことから訪れて竿を出して見た。
 渓のイメージは記憶と大差ないが、里川部分が幾分開けた感じがして草木が少なく浅瀬が多いと感じた。
 上流の美山同様に河原に砂石が露出する部分が目立つ・・元々は里と里の間にある渓に渓流釣りの雰囲気を味わい、里川は田の畦道から草木をかき分けて流れに降り立ち、一度降りるととても河原を歩けたものではなかったと記憶するが、今はフォルスキャストをしながら、何の苦もなく歩けてしまう様相である。
 やはり、釣るとすれば集落間にある道の護岸にぶつかりながら山肌を切って流れる渓がそれなりの雰囲気を味わえるだろう。魚は濃いとは言えないが、これも一般渓流の宿命的状況で美山と大差ないか、もしかすると若干有望かもしれない。
 久しぶりに訪れて竿を出してみると、未だ微かに錆びを残した20センチ弱のヤマメが『モコッ!』と元気よく出てくれた。
最終釣行:2009年4月

・釣行目的/理由/魅力 ヤマメとあまご・・・なんとなく、これしか釣れない。
・狙う魚と釣れる魚 放流のあまご・・・上乙見のあまごの朱点はこの辺りのオレンジ色の元祖??? 昔からオレンジで大きめだった。
2009年4月は微かに錆びが残るヤマメが釣れた。
・候補に挙がる時期  昔は5~6月辺り?・・・今は 5月頭まで??
ドライシーズンが前倒しになる温かい年がよいかもしれない。
・釣れる魚の質/型/数 成魚放流あまご20センチそこそこ・・・だったが・・今は??
一応昔と変わらない気がした。
・釣場の水温/水量/水質 記憶に薄い、降ると濁ってダメ・・
・お気に入りの毛鉤等 #14ライトケイヒルとエルクヘアカディス
・釣場の景観と雰囲気 中流域は何処にでもある里川、上流は仏主前後は平瀬の多い小渓流、それより上流は枝谷の様な流れ・・・
・立込遡行の難易度等 特になし・・・但し、突如の大雨だけには要注意!
・アクセスと駐車スペース等 道沿いにちらほら・・
・出逢う釣師の皆さん 圧倒的に餌釣師・・だったが、2009年4月半ばの土曜はサッパリ釣り人を見かけなかった。

bacoon's favorite 釣場(渓相★☆☆☆☆・魚影★☆☆☆☆) 釣魚(サイズ★☆☆☆☆・美しさ★☆☆☆☆)


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