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公式HP:佐々里F&L特別区
 美山・佐々里F&L特別区(佐々里川) 
 正直、ここがまさかフライエリアになるとは全く想像もしなかった。確かに美山の支流の中では6月の声を聞いても魚が残っている希望が持てる流れではあったが、ネコ柳と萱、そして葦に難儀した流れで御世辞でもフライ向きとは言えない流れだった。
 C&R区間が誕生するとネットでも情報が流れ、信じられない程フライフィッシャーが集まりだしたが、このC&Rになる少し前からこの佐々里の渓相が大きく変わり始めたのではないか?・・・と思う。
 今は
スペースウッド(ハリマ屋)さんから大堰堤まで川通しで歩けて8フィート以上のロッドも何の苦もなく振れるが、その昔はとても安直に歩ける様な状況ではなく、当然ロッドも7フィート前後でないと話にならない状態だった。
 ・・・・昔の事を書いても仕方がない・・今に話を戻すとC&RからF&Lになって・・・状態は非常に上向いていると考えている。
 確かにC&Rを繰り返された放流魚は必ずしも美しいとは言えないが、魚影は偏っておらず何所に入ってもそれなりに居る。あえて書くとすれば区間最下流の
百合の下橋から白石橋までは若干薄く、ハリマ屋さん前後は幾分濃いかもしれない。キャンプ場から上流の流れは区間上流の「ぬの滝堰堤」まで万遍無く魚影がある。
 試しに昔ヤマメがそれなりに釣れた「ぬの滝堰堤」から公式サイトで区間最上流とされている
廃村八丁と流れを分ける橋まで入って見たがサッパリだった。やはり上限は「ぬの滝堰堤」までとするのが得策だろう。
 解禁から4月の後半までは
ハリマ屋さんの前後でミッジのライズ捕りが可能、イブニングライズに遭遇できる時もある。基本はドライフライによる叩き上がりだろうが、早期で水量があればウェットの方が明らかに手っ取り早い。理由は呆れて閉口されるかもしれないが、「ドライで掛け損なうとそれまでだが、ウェットであれば魚と毛鉤が接触してない限りやり直しが可能」・・と言うことになってしまう。
 魚影がある渓ではたまに気を抜いて「のほほん」と釣りたい、また
木々も無く萱と草の流れもあって親子連れでレッスンも兼ねてと言う羨ましい光景も目にする。・・・そのぐらい解禁からGW明けまでは気楽に釣りが楽しめる。
 但し、梅雨入りが近い初夏を迎えると、近年変貌した渓相が大きく影響するのか水温が異常に上がり、加えて渇水気味になると非常に難しくなる。こうなると「のほほん」としていては湧く様に居るカワムツに毛鉤を潰され続けて釣りにならない。
 更に先行者がある場合は流筋につく魚は既に攻められた後となっている場合が多く、割り切って先行者が歩いていない側の岸際のエグレやちょっとした岩裏を狙うとそれなりに出る。・・・今のところは・・・
最終釣行:2012年5月

・釣行目的/理由/魅力 想い入れ込んだ流れ・・
・狙う魚と釣れる魚 あまごとヤマメ・・・うんざりするカワムツ・・
・候補に挙がる時期  一応解禁~禁漁までのシーズン中・・常に頭にあるが、ベストは解禁~5月一杯まで??
・釣れる魚の質/型/数 放流ヤマメは美形ながら小ぶり・・あまごは早期でない限りサイズが出ても魚体はボロボロ・・
・釣場の水温/水量/水質 渇水と高水温が何より大敵・・公式サイトでしっかり確認する必要あり
・お気に入りの毛鉤等 今はダンケルド#10、マーロックスフェバリット#12・・昔は各種ドライフライ・・
・釣場の景観と雰囲気 里川・・小渓流・・
・立込遡行の難易度等 歩きやすく全く問題なし・・
・アクセスと駐車スペース等 側道の邪魔にならないところ
・出逢う釣師の皆さん 圧倒的にフライフィッシャー(当然か?)・・以前は色々・・

bacoon's favorite 釣場(渓相★★★★☆・魚影★★★★★) 釣魚(サイズ★★★☆☆・美しさ★★☆☆☆)


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