未だ二度程しか訪れてないので、ここについて詳しく書くことなど到底無理であるが、初めて伺った時に一発で気に入ってしまった管理釣り場である。
観光ガイドに昔から掲載される「るり渓」上流のかなり古くからあるリザーバーにレストハウスと桟橋がある。このあたり詳しくは公式サイトをご覧頂くとして・・・
実際フライオンリーでボートを出した私としては予想を遙かに凌ぐ結果に満足を通り越して驚きを隠せなかった。
その昔若かりし頃、福井のダム湖や兵庫の音水湖でルアーを引き、生野銀山湖でボートや立ち込みで釣りをした経験がある私からすれば、渓流一本となってしまった今・・・おそらく釣りにならないと半ば諦めていたものの、どうしても気になりダメもとで訪れて見たところ、やはりマネージャーさんの話によれば水深は想像以上にかなり深く(ラインはタイプⅦを使用される方もおられるとのこと・・)愕然とした。
しかしながら、シャローもあるとのことで思い切って入ってみるとフローティングラインで素晴らしい釣りが堪能できてすっかり気に入ってしまった。
故にここからは私と同じ様な渓流や河川管釣フライフィッシャーの方々に向けてのアナウンスとなる。その昔の私の様にルアーもやられていてフライに拘らない方なら、躊躇うことなくルアーでやるのが守備範囲は一気に広がると思うし、シンキングで釣られる方はあまり参考にはならないのでご容赦を・・・・
まずフローティングラインでの釣りとなる為、シャローエリアを目指すのがよい。私はどちらかと言えば左が好み、右はライズハントができる時期に入っていないだけで、ライズがあれば同じ様なものだと想像する。
マネージャーさんが棚1mおっしゃれば全域である程度釣りになるとは思うが、そうでなければシャローに入ってライズを狙うのが確実だろう。
河川管釣と異なり元気な鱒が回遊しているのでライズがあったら次のライズ点を予測してキャストし、浮かべて待つ・・と言う釣りができる。
こんな釣りはそうそう他でできるものではない。書き物では難しいので一度ご自分で試されることをお勧めする。
確かに河川管釣の一日券料金からすれば、かなり割高に見えるかもしれないが、ここに入った一日は河川管釣の二日分以上の満足が得られると思うので、とにかく穏やかな日和に一度竿を出すことをお勧めする。
時期は10月後半~11月頭辺りであれば間違いないと思う・・詳しくは公式サイトのブログでシャローが好調とあれば間違いない。
ロッドは渓流で使用する#4でも軟調でなければ何とかなる・・・と初回の釣行では思ったが、二度目の釣行でマグレなのかこれがアベレージなのか定かではないが、殆どが50cmアップ・・・こうなると悪いことは言わない・・#4のタックルは控えるのが無難・・最低#5をお勧めする。
#4でも取れないことは無いだろうが、かなりの確率で周囲のボートのヒンシュクを買うことは間違いない。
この日(二度目)はライズが無く(時期的に見ても妥当)、ストリーマーの釣りとなった。
ラインはフローティングでインターミディエイトも有れば良い様な気もするが、強風で無ければ何とかなり、渓流のオフシーズンに#6のマツーカで釣るのもなかなかのもので、これで釣れる釣り場であることが嬉しい。 |