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毛鉤を巻いて川に行く(Map)で場所を確認  滋賀県の釣り場(Top)   管理:池田養魚場さん
 愛知川上流・須谷川FFエリア 
 この須谷川にあるイワナ放流釣り場のお陰で本流杠葉尾辺りでここから落ちたイワナが拾える。
 養魚池周辺はバケツ放流釣り場でファミリーフィッシングさながらの釣り場だが、上流域は本格渓流の渓である。
 昔は餌釣りの方々がかなり入渓されていて、遅出の私が魚券を買う頃には既に先行されて後追い状態、それでも結構良型が釣れた。
 ところが気がつくとこの上流部が予約制のC&Rのフライエリアとなって我々フライフィッシャーにはこの上ない扱いとなったが、ここを好場とされていた餌釣り師の方々には少々申し訳ない気もする。
 朝は7時から、納竿は6時までで入券証を受付に返却しなければならない。かなり小さな渓だが懐が深く上流の滝まで釣り上がるのは朝から入ってもかなりピッチアップしなければ歩けない距離である。
 ロッドは長くても8フィート以下とするのが無難、サイズは尺クラスも混じるが入券証を購入する時に管理人さんがドライだけでなくニンフも・・と言われたらドライでは小物しか出ないだろう。
 サイズを望むならこのアドバイスに従うのが良いのかもしれない。
 ここは花崗岩の美しい渓だが八風谷や野洲川上流よりも木々が覆う所が多く明るい部分は比較的少ない。
 そして、何といっても・・この暗い所に山蛭が多い。
 正直、私はこの渓に入って蛭を見かけなかったことはない。
 それもかなりの確率で吸血されて誠に残念だが釣意喪失を余儀なくされている。
 ここは管理人さんによると10月末~11月辺りが混むらしい・・カメラを持って産卵を撮影するフライフィッシャーが押し寄せるとのこと・・恐らく私もこの『蛭』による吸血がなければもっと足繁く通う渓かもしれない。
最終釣行:2005年9月

・釣行目的/理由/魅力 天然渓谷の管理釣り場、魚影確実にあるところ
・狙う魚と釣れる魚 当然イワナしか放流してないのでイワナ狙い・・
・候補に挙がる時期  愛知川上流域が厳しくなる6月以降から夏をパスして秋口まで・・・
・釣れる魚の質/型/数 どんなに悪くても半日で数匹は釣れ、『つ抜け』も容易い。サイズは大小様々で、20センチ前後が多い・・尺前後も潜む。
・釣場の水温/水量/水質 予約なしで飛び込みで入る時は入券証を購入する前に水量を確認・・ド渇水なら厳しいかも・・しかし、雨上がりなどの湿気を気にするのがもっと大切かもしれない。・・・『蛭』に対して全く気にしないなら別だが・・・
・お気に入りの毛鉤等 平水なら#14ゴダードカディス・#14アントパラシュートを中心にあまり拘らない。渇水時はレネゲイド#18・・
・釣場の景観と雰囲気 神崎/茶屋合流点付近の巨岩が散らばる花崗岩の渓を箱庭のように小さくした感じ・・
・立込遡行の難易度等 管理釣り場だけに川通しで歩けて、帰りは脇にある辿道で区間入り口まで戻ることができる。
・アクセスと駐車スペース等 入券証を購入するときに指示がある。
・出逢う釣師の皆さん 昔は辿道を下る餌釣師をお見受けしたが、今はフライフィッシャーのみ(当然か・・)、しかも入渓後に渓で出会うことはない。

bacoon's favorite 釣場(渓相★★★☆☆・魚影★★★★★) 釣魚(サイズ★★★☆☆・美しさ★★★☆☆)


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