毛鉤を巻いて川に行く(Top)釣り場ご紹介滋賀県の釣り場>愛知川上流域(本流・杠葉尾周辺)
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 愛知川上流域(本流・杠葉尾周辺) 
 この辺りは明るく開けた花崗岩の本流で釣りをしていても気持ちがいい。但し、釣れる魚は殆どが漁協が行った成魚放流魚であり虹鱒も混じる。
 たまに尾鰭が大きくヌメリの多いチビイワナにも御目文字できるが狙って釣れる魚影ではない。
 最初はドライで釣り上がっていたが、明らかにウェットで釣り上がるのが釣果が伸びて最近は釣り上がりではウェット一色になってしまった。私の好むダンケルドに相性が良いのもその理由かもしれない。
 しかし何と言ってもこの辺りは愛知川上流に来た時のイブニングポイントである。まず何時も魚券を購入する『ひろせ屋さん』の前にある淵、そこから上流の橋の袂にある須谷川が流れ込む淵、その上流でキャンプ場の上手にある深みとその上手に護岸がある所・・・だいたいイブニングはこれらのどこかで釣っている。
 ライズが渋い場合はウェットで誘うこともあるが、こうなるとでっかいカワムツが混じるので注意が必要、やはりそれなりにライズがあればドライで狙うのが得策と思う。私の釣り仲間はそれぞれ言い分があるかも知れないが、私の好みはやはり『ひろせ屋』さんの前の淵、時々高圧線から滴り落ちる雫の波紋をライズと間違えてストーキングされているフライフィッシャーをお見受けする(私も最初は間違えた)がここは立ち込まない方がよい。左岸(道路側)の大岩の上に陣取るとライズが沈黙するので要注意である。
 ここを釣るなら早めに右岸に陣取って「ここでイブニングライズを待ちます!」と他の釣り人に暗黙の了解を得ておく必要がある。日中も左岸上手奥でライズを散見するがイブニングを目論むならこれに手を出さないのが良いと思う(腕に自信があれば別だろうが)。
 夕方になるとカゲロウが飛び交いチャンス到来・・ライズは左岸の大岩の脇で下手から起こり上流へと移動することが多い。今のところCDCダンの#16か#14で外したことはない。
 もう一つはこの淵に流れ込むガンガン瀬の脇をマークしておく必要がある。こちらはイワナだが弾ける様な小さなライズが繰り返される。
 但し、漁協が放流しなかった年は何をやっても無駄(魚がいない)なので魚券を買う時にしっかり確認しておく必要がある。
 イワナは釣り上ると左岸側に現れる
鏡の様なプールに溜まって居る事がある。
 ・・・・と書いて居たが、これは2008年頃までの話で、2011年の4月の釣行ではスッカリ干上がって水が無かった。
最終釣行:2011年5月

・釣行目的/理由/魅力 本流のウェットフライとドライフライでのライズ捕り・・大好きな本流の渓相・・
・狙う魚と釣れる魚 あまごとイワナ・・・虹鱒を狙うつもりはないものの結構釣れる。
・候補に挙がる時期  4月になってドライフライを意識した時から6月一杯・・
・釣れる魚の質/型/数 時々、尺を上回る大物がライズしているが、これは漁協がサービスで入れた虹鱒(釣れても余り美形ではない)・・あまごとイワナは17センチ前後で20センチアップがポツポツ・・虹鱒も同サイズが多い。
・釣場の水温/水量/水質 夏にキャンプに行くとそれ程でもないが、春先は澄み切ってクリア・・水温は9℃はほしい。
・お気に入りの毛鉤等 ライズ捕りは#14・#16のCDCダン、釣り上りのウェットは#10ダンケルド・#12シルバーサルタン
・釣場の景観と雰囲気 花崗岩の開けた本流・・私好み・・
・立込遡行の難易度等 初めて訪れても入離渓点はわかり易く、水深さえ気をつければ遡行は全く問題ない。
・アクセスと駐車スペース等 ひろせ屋さんの門前の道路を川側に渡ると、路肩が広くなったスペースがある。キャンプ場開業中以外は所々に駐車可能・・
・出逢う釣師の皆さん やはりフライフィッシャーが増えたが同じ本流でも美山の様にテンカラ師は余りお見かけしない・・餌釣師は早期はそれなり・・淵狙いのルアーマンも居る。

bacoon's favorite 釣場(渓相★★★★☆・魚影★★★☆☆) 釣魚(サイズ★☆☆☆☆・美しさ★☆☆☆☆)


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