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 千代川支流 八東川・本流(若桜周辺) 
 北大阪から但馬北西端にある岸田川に行き着くまで、その間にある兵庫の河川は色々やったが今一つで、結局岸田川と肩を並べるところまでには至らなかった。そこでもう少し足を延ばし漸く辿り着いたのがこの八東川流域である。
 岸田川と水を分ける「扇ノ山」に支流を持ち、反対側は揖保川上流引原川や千種川と水を分ける支流群が集まって鳥取若桜を流れて日本海に注ぐ千代川の大支流である。この流域だけは岸田川に勝るとも劣らない程、格別の印象を与えてくれた。
 岸田川よりも多くの支流を持ち、各支流域でポイントを絞り込んでも、とても一日で釣りきるのは不可能で、その辺りは福井の足羽川上流域に匹敵する規模だった。
 雪深い支流が多かった為か水温の上昇がかなり遅く4月は4~5℃以下でドライは厳しく5月以降に本番を迎えるが、6月半ばともなれば田植の入水で著しく渇水気味となる川と言うイメージがある。
 本流はさすがに国道沿いでもあり、魚影も濃いとは言えず、通っていた当時の腕前ではやはりルアーに軍配が上がった。
 しかし、あまごやイワナの顔を拝む前にヘドが出る程、ウグイを釣らねばならない。フライにするとこれがカワムツになるだけで美山と同じく結構雑魚が多い流れであったと記憶する。
 時折短時間ながらも白っぽい大きなカゲロウ(おそらくモンカゲロウ?・・かな?と思っているが・・)のスーパーハッチに出くわすこともあり、このときだけはカワムツのスーパーボイルに混じってイワナやあまごがライズした。
 この経験が、『春の本流で釣る際に・・まずはハッチとライズを意識する』・・と言う下地になっている。
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 ・・とココまでは、1980年代後期に通い込んだ経験を思い起こして書いたものである。
 それから20年の月日が経過し、久方ぶりに訪れて見た。
 色々調べると、やはりこの本流筋は今尚健在の様である。特にこの若桜周辺・・中之島公園前は放流ポイントにもなっているらしく、流筋にルアーを通している釣り人の脇でフライフィッシャーが護岸側のイワナのライズをしっかり捕る所を目撃した。
 ・・とは言え、やはり規模的にドライフライで叩き上がるブラインドフィッシングは厳しいものがあるだろう、ライズを探し当てて仕留める様なサイトフィッシングが主体となる。
 一方、ウェットならばルアーマンとならんで、瀬一本の流筋をポイントと見立てて、広範囲にターンを織り交ぜて流すのが効果的な気がする。
 昔は私もルアーでやったが、久方ぶり訪れてウェットフライで探りを入れると、直後にあっさりヒットした。残念ながらバラシはしたものの、どうにか狙って釣りになる範疇にあると思われる。ポイントとしては、上流の吉川川の合流点辺りからこの若桜周辺を通過して細見川が流れ込む辺りまで同じ様な釣りが楽しめると感じた。
 しかし、やはりライズハントはカワムツに・・ウェットで探るならウグイに・・騙されない様に注意が必要・・・
最終釣行:2011年9月

・釣行目的/理由/魅力 ド本流の豪快なウェットと大場所でのライズハント・・
・狙う魚と釣れる魚 ヤマメとイワナ
・候補に挙がる時期  梅雨明けまでが限界??
・釣れる魚の質/型/数 ヤマメとイワナで魚影はそれなり(当然、支流と比較すれば劇薄!)
・釣場の水温/水量/水質 若桜より下手はド本流・・吉川川合流点付近は幾分小さくなる。
・お気に入りの毛鉤等 今はウェットフライとなってしまう。パターンまではよくわかっていない。
・釣場の景観と雰囲気 渓流と言うよりは国道沿いの清流・・
・立込遡行の難易度等 公園前は階段あり、その外、所々に地域の方の生活に密着した階段が散見される。
・アクセスと駐車スペース等 公園の駐車場や国道沿いの駐車スペース・・
・出逢う釣師の皆さん 昔は餌釣り師・・今はルアーマンとフライフィッシャーが圧倒的に多い?

bacoon's favorite 釣場(渓相★★☆☆☆・魚影★☆☆☆☆) 釣魚(サイズ:確認中・美しさ:未確認 )


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