「淡水の釣りオンリーですか?」と問われると、否定できないのが現状である。
しかし、これはフライを嗜む様になった結果の状況であり、サーフキャスティングもやっていたので砂浜は大好きだし、シーバスもやっていたが為、河口も嫌いではない。
実際、子供が小学生の頃・・海辺にキャンプに行った際、なんとかキスをフライで釣りたいと考えてトライした経験がある。
結果はサッパリだったが、一度だけ穏やかな湾内でマゴチが結構ヒットして驚いた事と、夕方に17センチ前後のアジが砂浜に接岸して来て表層でボイルが湧き起こり、サビキスキンの毛鉤で面白い釣りが経験出来た記憶がある。
海は無限のフィールドである様な気がしてならない。
ただ・・やはり海=ソルトウォーターの釣りは道具の後始末が大変で、道具の手入れがズボラこの上ない私にこの辺りをキッチリ望むのは殆ど無理な注文である。
それでもルアー時代は「これは仕方のないこと」として割り切っていたが、フライとなれば何となく我慢できそうになく、淡水とは別の道具を準備しなければならないと考えていて、なかなか踏み出すことができない。
そして、何よりも支配的な事はここ最近の釣行回数を考えると、とても海まで手が回らず、ついつい後送りになってここまで来た様な感じと言えて、おそらくこのまま手着かずで終わる様な気がしてならず、興味はあるが時間がとれない・・と言うのが正直なところである。 |