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 ・・・川に行く 
・・・と言うことで、ココではは『川に行く』、つまりは私の釣行スタイル・・・

日帰りの釣り
 渓を[徘徊]していた頃は山籠りもしたが、家族も出来て仕事面で社会的影響も気にする立場となれば、なかなか泊まりは難しい(何てことを言っているが経済事情も多少あるかなぁ~)。
 今現在その様な束縛から解き放たれたとしても[這徊]を余儀なくされている現状では泊まりで遠征して、三日連続等で渓を這い回すと、ぶっ倒れる様な気がするし、ましてや山籠りなどはとても無理だと思っている。
 従って[日帰り]となり、北近畿地方一色になってしまった。

源流域に憧れる軟弱釣り師
 ルアーから入った為、車で乗り付けるアプローチが染み付いていた。
 昔から軟弱そのもので思い起こすと必ず林道が延びたあたりが上限となって彷徨っている。
 スケールの大きい源流域に憧れているが、振り返ると結局は車を留めて2、3時間周囲を釣って車に戻ると言う軟弱スタイルでここまで来た。
 春先などは気が付くと護岸された水路の様なポイントでロッドを降っておりガッカリすることもある(直ぐにライズを見つけてカリカリしているが・・・)。
 きっとこのまま源流に憧れながらも林道に留めた車が拠点の軟弱中上流釣り師で終わるだろう。

フィールドとしては川が好き
 拘っていた訳ではないが、川や渓や、はたまた沢など流水の釣りを好む様な気がする。
 例え止水に近い状況でも川を堰き止めたプールやリザーバーでどこかで川が関与しており、人工池やポンドなどは行っても一度きりとなる場合が多い。
 もうひとつには、やはりルアーもやっていた為、湖などでシンキングラインを駆使するような状況では結局ルアーの方が有利な気がして疎遠になってしまった。
 従って高番手のロッドは手にすることはなくバスも#5や硬めの#4ロッドで釣っていて、ラインは乗せても#6まで・・・

結局、水面近傍に拘っている
 結局、私の釣りは殆ど水面下1m以内で成立している様な気がする。それ以上沈めて釣った割合はきっと5%にも満たない。
 元々渓流が主体であったことと、フライフィッシングを選んだ理由が水面近傍で魚を獲りたいと言う想いであった。
 かといってドライフライ至上主義と言う訳ではなく、毛鉤を・・・
   ①水面に高く浮かべて待つ。 
   ②水面に張り付かせて待つ。 
   ③水面直下になじませて待つ。
   ④水面で躍らせて誘う。
   ⑤水面を滑るように引っ張って誘う。
   ⑥水面直下を引っ張って誘う。 
 ・・・・・と言う釣り方が好きで、どれがドライフライフィッシングでどれがウェットなのかは一応分別は付けているつもりだが、これまたエエ加減でその日の気分で適当にやっているに過ぎない。

ブラインドフィッシングが基本
 やっぱり「居るかな?」と想像して毛鉤を投じて飛沫や反転(斑点?)を見るのが最高と思っている。
 この釣りを長くやっていると個人差はあれ、少しは魚が見える様になって来て(私なんぞはまだまだ)、予め発見して釣るのは確率がアップすることは確かである。
 しかし、それでもやっぱり「居るかな?」・・「よっしゃぁ~」が心地よい。
 なんて言っておきながらライズがあると夢中で仕留める事に躍起になっている場合もあるが・・・・(おそらく釣り仲間は「嘘つけぇ!」結構サイトフィッシング思考やんけ!と言うかも知れない)

好きな渓相は花崗岩の渓
 釣果を抜きにすると澄み切った花崗岩の流れが好み、私の釣行エリアであれば鈴鹿(愛知川水系の一部と野洲川上流)と湖西に少し(高島鴨川等)となるが、澄み切っている為か釣りは難しい。
 次は滔々とした緩やかな流れ、砂泥で適度に底石があり、猫柳と葦や萱が川原を覆う川となる。
 しかし、釣果抜きで雰囲気だけで釣り場を決める訳にも行かず、実際は二の次になっている。
 但し、ほぼ同一条件でやや不利・・という具合なら、やはり花崗岩を選ぶかなぁ~

最近は決め撃ちで入渓・・・
 釣り場に到着していざ出陣!・・昔はそれこそベストに何でもかんでも詰め込んで、ニンフからミッジまでいかなる状況にも対応すべく、優柔不断の[鎧]を着込んで入渓していた。
 それこそフライは渓流で考えられるもの全て、マーカーやシンカーはもちろん、ストマックポンプやフレックスライト・・・書き出すときりがない。
 最近は入渓前にある程度決め撃ちする。丁度竿の長さと番手を決めるのと同じ様に、おおよそ釣り方を決めて持ち込む物を絞る。
 結果的に「しもたぁ~!あれぇ~ないやんけ!」と渓でしこたま後悔することほぼ毎回、最悪はすぐさま車に戻って詰めなおすこともある。・・と言う具合に相変わらず何時まで経っても状況判断ができていない。まあ、変わらんやろね・・・

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