毛鉤を巻いて川に行く(Top)フライボックスドライフライ・フィッシング>テレストリアル>アント・パラシュート
<<BACK  ドライフライ・フィッシング(Top)   NEXT>>

 <テレストリアル>
アント・パラシュート
Ant Parachute
<< 夏、そして渇水時の主役・・・・ドライフライで欠く事のできないテレストリアルパターン >>

 この毛鉤ほど微妙に個人差が出るパターンも珍しい。
 確かにネーミングが『蟻の落下傘巻き』であるところからして、固有名詞と言うよりは状態描写であり、差異があるのも至極当然であると思う。
 パターンブックや雑誌に紹介されている著名人の毛鉤を見ても、フックの形状、ハックルの色、ボディーの素材・・どれも蟻の雰囲気だが微妙に異なる。
 私の場合はカーブフックを用いる以外はこれまた歳月を重ねて微妙に変化しており、これからも微妙に変化していくと思っている。
 出番としてはテレストリアルを意識したときにパイロットパターンとして起用され、カゲロウのパターンに変わって夏の主役となる。
 増水気味となればビートルパターンにバトンを渡すが、平水以下となれば唯一無二のパイロットパターンであり、圧倒的に#16と#18の出番が多く、ビートルパターンに違和感が生じた時だけ#14が起用される。
 2009年1月現在
巻く時の留意点 カーブフックを用いる為に尻のコブの位置とウイングの角度が上手く決まるか否かで出来映えがかなり異なる。
使う時の留意点 パイロットで釣るときは、魚の出がなければ他のパターンに変更して見ることにしている。
使用フック(サイズ) #16・#18・#14 GRAIN ANT HOOK
使用マテリアル ①スレッド=ユニ8/0(ブラック)  ②ウイング=エアロドライウイング(各色)
③ボディ(尻)=ピーコック・ハール/ラッカーコート/フライライト(ブラック)/等
④ボディ(中央)=フロス(赤)/ティンセル(各色) ⑤ボディ(胸)=ピーコック・ハール/フライライト(ブラック)/等
⑥ハックル=ブラック/シルバー・バジャー/コーチマン・ブラウン/等  毎年気分により上記を組み合わせて製作
bacoon’s favorite パイロットフライ(流す★★★☆☆・置く★★★☆☆) ライズ捕り☆☆☆☆☆ 一発勝負☆☆☆☆☆

<<BACK  ドライフライ・フィッシング(Top)   NEXT>>


Copyrights© bacoon all rights reserved