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 <メモリアルフライ>
ビーズ・アント・パラシュート
Bead Ant Parachute
<< 流すことなど想定外、ポケットウォーターご用達 >>

 木々が垂れ下がる落差の多い渓・・・ショートロッド&リーダーキャストでピンスポットを狙うとき、毛鉤には空気抵抗が無く自重があれば申し分ない。
 そこでイチビリ半分で巻いてみたのがこの毛鉤である。結果的に投擲性はイメージした通りの毛鉤になったが浮きに大きな問題が生じた為、一時はパラシュートを諦めCDCウイングにした。
 しかし、一匹釣って交換するのはこの様な状況ではイライラする。結局大きめにハックルを巻いたパラシュートになり浮きを克服して今の形に落ち着いた。
 それにしても、イチビリもいい所で甚だふざけた毛鉤と思っていた頃、似た様な毛鉤が著名な大御所の手で『ビーズボディーの蟻んこ』と称して世に出されると、これまた真面目な毛鉤に見えてくるのが不思議でならない。
 大御所のそれは専用のビーズで作られているが、私の場合は最初に購入した手芸用のビーズで巻き続けている。
 当然流すことなど想定外、『ポチャン!』と音を立てて落ち込みの鏡に投じたら3秒が命・・しかし、殆どこの間にバッサリ出てくる。
 サイズは#14で当然イワナしか釣ったことが無く、ルックス的にはアント(蟻)と言うよりはワスプ(地蜂)に近いかもしれない。
 2009年1月現在
 結局、上述するイメージを実現してくれた毛鉤ではあったが、所詮はその範疇に留まり、必要不可欠と言うレベルではなくこの度廃盤とした。
 未だ在庫も多く、何をやっても駄目と見受ける敗戦処理や、毛鉤浮かべりゃ何でも釣れる在庫一掃クリアランスセールに起用するかもしれない。
 2012年3月現在
巻く時の留意点 ビーズを固定する位置と大きめのハックル
使う時の留意点 『ポチャン!』と落とす・・・・流すことは浮力を考えると無理!
使用フック(サイズ) #14 GRAIN ANT HOOK
使用マテリアル ①スレッド=ユニ8/0(ブラック)    ②ウイング=エアロドライウイング(フローセント・イエロー)
③ボディ(尻)=黒ビーズ(手芸用)  ④ボディ(中央)=フロス(レッド)
⑤ボディ(胸)=フライライト(ブラック)  ⑥ハックル=ブラック
bacoon’s favorite 毛鉤を置くだけの点の釣りのみで使用していた。

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