CDCを得てCDCダンやCDCピューパを多用する様になったが、入梅となって夏に向かう頃になるとこのCDCパターンは渓に持ち出されることが無かった。
しかし、この夏に向かうまでの渓で木陰のぶっつけ反転流や木立の下を流れる暗い深瀬の岩盤脇でライズを見かけるとどうしても仕留めることを考えてしまい、CDCの喰い込みに目をつけて黒いボディーにCDCのフラットウイングをあしらった毛鉤を巻いた。
程なくこのオドリバエ毛鉤が雑誌に紹介されると、これに倣ってボディーのセンターに白のダビングを施して現在に至っている。
従って巷で紹介されている本家本元とは若干異なっていると考えるが、これで充分間に合っている為、気にしていない。
正規版は雑誌などで確認頂くとして、サイズは当初#16だったが、#14でも結構使える様な気がしてオドリバエには似つかわしくない#14も使用する。
とにかく、夏の木立の下・・・置くだけでは難しく、流して捕ることが要求される様なライズ・・となればもっぱらこの毛鉤に頼りっきりで、この時期のシビアなライズ捕りでは『出たら外さない』と言う使命に今のところ辛うじて応えてくれてる。 |