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 <フラッタリング>
ディアヘア・セッジ
Deer Hair Sadge
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 夕闇迫る渓でのフラッタリング・カディスはマドラー・セッジに委ねるが、日中でもこのフラッタリングは時として有効であると考えている。
 ウエットでの釣り下がりで明らかに水面を漂うドロッパーへの捕食が目立てば、あっさりフラッタリングで釣り下がるのもよい。
 この場合は誘う動作も幾分小さく、どちらかと言えば流れを利用して水面で引き波を立てる程度に滑らすことが多く、そのままドライフライで行ってもよいがやはり若干違和感があって、フラッタリングの代表格であるカディスの場合、一番マシな#12のゴダード・カディスで対処していた。
 この#12のゴダードが気に入らずにここから発展したのがこの毛鉤である。
 幾分細長いシルエットでガンガン瀬でもヘタらず、滑り出してからの安定感もよく非常にこの釣り方に向いた毛鉤だと思っている。
 最近、釣り下がりのフラッタリングではカディスよりもカゲロウやガガンボ系の「ひらひら飛び=(フラッタリング?)」に傾向することが多く、出番が少なくなった。
 2009年1月現在
巻く時の留意点 ディアヘアはテール側から数回に分けて巻きとめる。一番テール側はスタッカーで毛先をそろえるが、後はスキンから切り取ったままの状態でアンダー・ファーを取り除いて巻きとめるのが好み。
使う時の留意点 適当・・・流して止めて、引っ張る・・・タダそれだけで出る時は出るし、駄目な時はダメ!
使用フック(サイズ) #12 TMC531/MARUTO d23
使用マテリアル ①スレッド=ユニ8/0(ブラウン)  ②ボディー=フライライト(ブラウン)
③ウイング=ディアヘア(ナチュラル) ④ハックル=コーチマン・ブラウンかブラウン
bacoon’s favorite ほぼ100%釣り下がりの誘い出し専用毛鉤

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