ライトジンジャーの余ったハックルを使ってやろうと目論んで探し当てたのがこの毛鉤である。
逆にシールス・ファーを買い求めるハメになって余り物の活用にも金が掛ってしまった。
気に入ったのはMrs.Phillipsと言うご婦人が絡むネーミングである。
これも他人事なので気に入ったなどと笑ってられるが、仮に私の家内がいきなり毛鉤を巻きだしてMrs.Bacoonなどと言うネーミングのフライが出来上がったら興醒めしてドン引きするかもしれない(まぁ・・ありえへんし!)。
・・・話を戻そう、このミセス・フィリップス・・・・雑誌などで色々なパターンをお見受けするので、ココに乗せたものが本家に似ているのか否かは不確かである。
クイルをウイングにしたものやイエロー・ダンと呼ばれているものなど正直他の毛鉤と異なり明確にはわかっていない。
どうするか思案したが最初に見たこのデザインが気に入った為、これがミセス・フィリップスにしておこうと勝手に決めた。
ところでこの毛鉤、気に入って使用し始めたものの、残念ながらサッパリ当たりもカスリもしない・・・ボディーのシールスファーの量が悪いのか、それとも好みでワンサイズ大きめに巻く分厚いドレッシングに問題があるのか?今ひとつ使い勝手が悪い様に思えてならない。
しかし、諦めるのは惜しいので時々用いては活路を見出す工夫をして行こうと考えている。
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