これはもう巷の雑誌でも『ウェット入門』と言う特集で必ず登場しており、ここで特筆することも必要いくらい有名な毛鉤だと思っている。
プロフェッサー=教授と命名されたこの毛鉤・・名前は気に入らないが釣果では非常に信頼のおける毛鉤である。私の場合、カゲロウのシーズンを中心にドロッパーに起用されることが多く、ドライフライで言えばライト・ケイヒルの様な存在になっている。
サイズも#10をメインに#12、#8を使用し、時に#14や#6も登場する。
確かに日によって若干力量にムラを感じることもあるが、平均すると好成績範囲でのバラつきで安定度抜群!・・4月~5月にこの毛鉤が外れるとかなり苦戦を強いられる状況に陥ってしまう。
ある時、4月の半ばにプールでライズが湧き起こり、暫くはミッジドライでトライしたが、今一つマッチしなかった。その時に何気なくこの毛鉤の#12を投じると爆発的にヒットしたことがある。
試しにこの毛鉤の親戚の様なグリズリー・キングの同サイズを投じたがサッパリ・・それではと同族のブルー・プロフェッサー#12を投じてもダメ・・・んで、この毛鉤に戻すとまたもや爆釣・・・未だに何が関係したのか理解に苦しむが、ドライでは気にしなかった色の重要性と、当り鉤と言う存在を教えてくれたのもこの毛鉤である。 |