これはもう巷の雑誌でも頻繁に登場している有名な毛鉤で、私自身ネーミングもデザインも気に行っており、プロフェッサーと並んでフェザーウイングパターンの両翼を担っている。
ドレッシングは若干厚めにするのが好みで、プロフェッサーとペアリングを組む時は薄めに巻いたものがリードに回るが、それ以外ではドロッパーに結ばれることが多い。
当然、プロフェッサーを使用すると同時に起用されて梅雨入りが近くなると出番が多くなる毛鉤でもあり、潜在的にカディスを意識している様な気もするが、巷の本などで取り沙汰される「グリーンのボディーがカディスピューパの・・」等の効果は未だ目の当たりにしたことはない。
私としてはプロフェッサーと比較すると、「プロフェッサーの様に『当り鉤』に豹変したことが無い割に、好成績ながら若干ムラがある・・・」と言うイメージが強い。
サイズは#12をメインに#14、#10を使用するが、私はどちらかと言えば小鉤が好みで#10は最近プロフェッサーの出番が圧倒的に多くなった。
この毛鉤で非常に悩ましいのはボディーに用いるグリーンのフロスである。こいつは濡れると色彩を失い黒緑になってしまう・・私の手持ちのフロスが悪いだけかもしれないが、もう少し緑を保持してもらいたい。
それでも、よく釣れる優等生には違いないので、割り切って私の好みでボディーはとりあえずハイランドグリーンなど緑系のフロスで適当に巻いている。 |