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 <クイルウイング>
パーマシェン・ベル
Parmachene Belle
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 「なんじゃこのピエロ!・・また臭ぃ達磨ブルマ穿いてからに・・・こんなんでバシバシ釣れたら、釣り方考え直さしてもらうわ!」・・・と散々見下しておきながら、結局巻いているので弁明のしようがない。
 色々とウェットフライを試すうちに、同じ様にピーコックの達磨ブルマを穿いたリリー・メイが予想以上の力量を発揮した為、もしやと半信半疑で巻いてみたところ・・「うっそぉ~・・釣れたやん!」と、意図も簡単にあまごを足元に運んできた。
 管理釣場ならともかく、渓なのでマグレの一発と思いきや、その後もそれなりに釣れる事が解り始めている。
 「そやけど、何でこの[祝儀袋の水引き]見たいな毛鉤に魚が喰らいつくんや?」
 確かにリリー・メイ程の安定感はなく、かと言って爆釣をもたらすこともなく、他の毛鉤なら釣れない事は無い・・と言う表現に留まる程度の様な気もする。
 多分に懐疑心を持って用いたピエロが果たした結果に驚いているのが実際のところかもしれないが、何かコイツは釣れ方に魔力を感じることがある。
 今後、予期せぬ大きな成果をもたらすのか?ひと時の道化師として終わるのか?期待半分懐疑半分のピエロが、今現在は全く予測できない状況でフライボックスに納まっている。
 2009年7月現在
巻く時の留意点 ウイングの赤線はマリードされている方もお見受けするが、私はサイドに結んでいる。
使う時の留意点 管理釣場で人と並んで釣る場合、魚に大盤振舞いをするが如く[祝儀袋の水引き]に見えている間は良いが、隣人には双方の微妙な距離が紙屑(キャンディーか何かの包み紙)をティペットに結んだ鉤に刺して投棄している様にも映るらしい。
「それ?毛鉤ですか?」・・と問われることもある。
(当たり前じゃ!失礼やろ!)・・と思っては見るものの、釣れないと使用者の私にも紙屑に見えてくるので・・
「一応(笑)・・」としか答え様が無い。
使用フック(サイズ) #8 TMC3769/MARUTO w57SH
使用マテリアル ①スレッド=ユニ8/0(ブラック)  ②テール=ダック・クイル(紅白の組み合わせ)
③バット=オーストリッチ・ハール(ブラック) ④ボディー=フロス(イエロー)
⑤リブ=オーバル・ティンセル(ゴールド・細め)⑥ハックル=コックハックル(紅白ミックス)
⑦ウイング=ダック・クイル(白) ⑧サイド=ダック・クイル(紅) ⑨バーニッシュ=ブラック
bacoon’s favorite リードフライ☆☆☆☆☆   ドロッパー★★☆☆☆   一本勝負☆☆☆☆☆

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