毛鉤を巻いて川に行く(Top)タックルインプレフライロッド>Old Beech Quiet Loop VF703 & VF663
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Old Beech Quiet Loop VF703 (7'0"#3) & VF663 (6'6"#3)
Angler's Republic
<< グラス嫌いの私が使えるグラスならではのナナマル・ロクロク >>
 私はグラスが嫌いだ!(笑)私と同年代の方なら十代の頃に竿の素材がグラスからカーボンへと進化した状況を目の当たりにされていると察する。
 当然その終盤は「お金があるならカーボン、安く上げるならグラス」と言うあからさまな図式が強調されており、この影響を受けて【グラス=安物】と言う先入観が付きまとっていた。従ってフライ一辺倒となっても、工芸品的存在のバンブーは別物でロッドはカーボンが当たり前と考えていた。
 ところが、ショートロッドの模索中にグラスを見直す記事が目に留まるや否や、国産でもあちこちからグラスのロッドが出始めた。今更なんで?と思ったが、各メーカーの説明文を見るとそれなりに理に適っていて、試しに振ってみる事にした。
 ・・・すると「どうです?柔らかいでしょ!これがグラスなんです。何処までも曲るでしょ!明らかにカーボンと違うでしょ!グラスです!どうですこの粘り!トルクフルでしょ!グラスなんです!」とロッドが主張してくる。
 まあ、巷で言われるフニャフニャでベナベナロッドを最初に引き当てた為か、開いた口が塞がらず即刻却下!雑な私の性分ではどこから曲がりだすか、どちらに曲がりだすかわからない様なロッドはとても使う気にならず、グラスと聞いただけで手を出す気にはならなかった。
 ところが私の釣り仲間の一人が7フィート半のグラスのロッドを購入・・・最初は全く興味がなかったが、ある時、愛知川かどこかで彼の釣りを見た時、見事なループに魅了されてしまった。
 そのロッドこそ「Old Beech Quiet Loop VF763」バックキャストのポーズの決まり具合としなやかに伸びるループ・・・カーボンロッドで下手すると喧騒甚だしいライン捌きを仕出かしている私とは異なり、非常に慎ましやかで閑静・・ズバリ、Quiet Loopそのものであった。
 早速、ちょっと拝借して振らせてもらうと目から鱗・・「そうや!これがグラスやん!」とすっかり気に行ってしまった。
 結局はこのロッド、最初にQuiet Loopと言うコンセプトがあって素材を吟味したらグラスになったのではなかろうか?・・と言う気がする(真意は設計者に伺わないとわからないが・・)。
 私が最初に試したグラスはカーボンロッドメーカーがカーボンと差別化することを前提にグラスの素質を顕在化することに拘りすぎたのではなかろうか?・・とも思われる。
 私にとってベナベナで、曲る支点がハッキリしない異常に柔らかいロッドはグラス素材を上手く活かしたとは感じない。それよりも・・硬く拵えても復元スピードがやや遅いロッドがグラス素材を上手く活かしたロッドと言う気がする。コイツはそんな私にぴったりマッチしたグラスロッドであろう。
<<impression by bacoon>>  2011年5月現在 
気に入りどころ グラスならではのQuiet Loop・・(で投げてるつもり!)
気になるところ リールをセットした時のバランス・・カーボンロッドユーザーである私のリールはカーボンロッドにセットすると重心がグリップの手頃な位置に入ってくるが、やはりグラスでは7フィートにも係らず手頃なリールをセットしてもグリップに重心がこない!重心だけに目を向けると#6のミッドアーバーでどうにかグリップに引っ掛かる程度である。
長らく我慢したが、結局フルーガーを手に入れてバランスがしっくり行く様になり私の中では只今好感度上昇中!
一方、6フィート6インチはカーボンの8フィートでバランスが良いリールであればしっくり行く、こいつの調子は丁度7フィートロッドのバット側を6インチ詰めた様な雰囲気と思って居る。

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