毛鉤を巻いて川に行く(Top)コラム>迷われる入門者の方々へ
 迷われる入門者の方々へ 
1.<前編> 最初の一匹を手にするまで 2.<後編> タイングをすると決めた日から

 迷われる入門者の方々へ・・・なんて、自分の技量や知識を棚に上げて偉そうなメッセージを掲げておりますが、正直まともにお答できるか否かは自分自身でも疑問です。
 しかし、こんな私でもサイトを持つ様になって突然メールが舞い込んでくる事実に少々驚いております。
 実際、ネットでメールを頂くだけでなく、身近な者でも・・・・
 「フライをやってみたいがどうすりゃいい?」 ・・・・・と言われたことも少なくありません。
 昨今はメディアも多様化し、入門に際しては暗中模索の様な状況ではないと考えておりましたが、振り返ると私が始めた頃もそれ以前に比べればかなり情報が出回っていたのかもしれず、情報量が増えても周囲に頼れる経験者が居られない方はやはり迷いが払拭されないのかもしれません。
 そこで、この様に問われた場合・・私がどうしているか?を客観的に思い起こして書いて見ることにし、最初に御断りしておくことを以下に列挙致します。

どこでもお見受けできる分かり切った事は思い切って割愛して居ります。
 フライを始めて見ようとお考えの方なら、溢れる教本や他のサイトでかなり情報を入手されていることと察して、基本的な解説(AFTMAの番手やラインのDT/WF、ロッドのアクションetc.)は、既に活字の上での情報としてお持ちと考え割愛しております。対価を求める教本を書いている訳ではございませんので、その辺りはご容赦願います。

北近畿地方の渓流や管理釣り場で楽しんで来た一個人の見解を示しているに過ぎません。
 ネットは世界中・・何処からでも閲覧できるでしょうが、ここに載せた内容はある意味では北近畿地方限定となるかもしれません。少なくとも今まで私がフライフィッシングを楽しんで来たのが鳥取県東部、兵庫県、京都府、滋賀県、福井県中南部ですので、この地域の釣り場に出向こうとされる入門者の方にはご参考になるかと考えます。
 しかし、他の地域を含めると、南近畿はもとより中部・中国・四国地方までなら、ほぼ同様とは考えておりますが、例えば東北地方、更に北海道や海外などは別の話となるかもしれません。この辺りはご了承願います。

端的かつ強引な表現になることはご容赦頂きたいと考えます。
 入門者が持つ迷いに対して、お答することを前提とするためには様々なケースやフライフィッシング全体を解説していても、未経験の方にはチンプンカンプンで迷いが増大するだけだと考えます。
 実際、私がそうでした・・・とにかくキッパリ言いきってくれるのがスッキリした記憶があります。
 従って、このコーナーではかなり端的かつ強引な表現になることをご容赦頂くと共に、経験を積まれるに際して必ずしも正しくないと言う考えが生じることもご理解頂きたいと考えます。

身近にこの釣りの経験者がいればその方に頼るのが一番です。
 残念ながら、私には身近にこの様な者が皆無でした。当然入門当初はビデオもなく、数冊の教本が頼りでしたが、一部を除いて読めば読むほど迷いが生じるばかりであったと思われます。最近の入門向けの記事や教本を拝見すると当時とは比較にならない程、解り易くなっている驚きがあり、羨ましく思うのも事実です。
 しかし、私の入門当初の迷いに照らし合わせると、やはりまだ半分近くは経験しないと解らない様な気もします。
 結論から言うと、一番近道は・・・・・百冊の教本を読むよりも、十本のビデオ(DVD)を見るよりも、今お読みになっているこのサイトも含めた「書き物」ではなく、身近な経験者に頼るのが一番であることは疑う余地がありません。
 一度でよいので・・釣行に連れて行って、一緒にマテリアルを買いに行って、一緒に毛鉤を巻いてもらえば、簡単にとっかかりは掴めてしまうと思います。
 従って、その様な環境下にない方に少しでもお役に立てればと言う想いでこのコーナーを設けて居ります。
<< Vol. >>
 
1.<前編> 最初の一匹を手にするまで
 2.<後編> タイングをすると決めた日から
 
毛鉤を巻いて川に行く
(机上編)
毛鉤を巻いて川に行く
(釣行編)
毛鉤を巻いて川に行く
(Map)
コラム
趣味はフライフィッシング
迷われる入門者の方々へ
Copyrights© bacoon all rights reserved