さて、最初に一番肝心なことを申し上げます。 
             溢れる教本や他のサイトでかなり情報を入手されていることと察して、それでも迷いがあれば致し方ないですが・・・  「迷いがなければやりたい様にやるのが一番」です。 
             最初から突き放つ様な表現で恐縮ですが、迷いのない方におせっかいを焼くのは本望ではありません。 
             ひと駒進めてそこを軸足として試行錯誤を繰り返すことを無駄とするか楽しみとするかは人それぞれであるとは察しますが、とにかく「迷い」がなければ、いちいち気にする必要はありません。なぜなら所詮、趣味の釣りであって「営利を目的とする様なものではない」と判断するからです。 
             例えばニンフで釣りたいとイメージされた方に最初はドライが・・と説くのは甚だしいおせっかいで、ニンフで釣りたい方にはニンフで入って行ける糸口を差出してあげるのが最も相応しいアドバイスだと思います。 
             
             結局、イメージする方向に見え隠れするファクターに対する「迷い」が払拭できれば、それなりに入って行けると考えます。 
             私が釣行して「釣れない(正しくは自分が想像した結果がでない)日」はこの「迷い」が多い日であり、満足する結果が得られるのは「迷い」が少ない日です。従って、これから始めようとなされる方も「迷い」がなければ必ずとっかかりは掴めるハズだと考えて居ります。・・ですので、「迷い」のない方は、これ以降をお読みになっても大して参考にはなりません(笑)。 
             この後は未だ「迷い」がお有りの方を対象として書かれている事をご承知置き願います。 
             
            1-1.金を掛けない道具選び・・ 
            1-2.対象を絞るのが無難! 
            1-3.他の釣経験からの影響・・・ 
            1-4.最初のロッド選び・・ 
            1-5.渓流ではロングリーダー? 
            1-6.リールは適当、ラインは奮発! 
            1-7.リーダーの選定 
            1-8.リーダーとラインの結合 
            1-9.ティペットの準備 
            1-10.足周りの装備 
            1-11.最低限の必需品 
            1-12.最初の毛鉤は完成品購入? 
            1-13.魚が釣れない訳・・ 
            1-14.理屈後回しのキャスティング 
            1-15.最初の一匹との出逢い 
             
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