ピーコックパラシュートがテレストリアルのパイロットフライとなり、#16・#14・までは解決できたが、#12あたりから若干シルエットが貧相に感じ始めて#10以上となれば、やはりロイヤルウルフの様なフロントハックルタイプがしっくり行く・・・・
その後、パンピーを手に入れてからはテレストリアルの#10にパラシュートタイプを採用することはなかった。
しかし、やはり何とかしたいと考えて、ピーコックパラシュートのピーコックをオーストリッチに変更してみたのがこのパターンである。
これが私の好みに合って長らく愛用していた。廃盤になったのはパンピーがシェルバックビートルに取って代わられた頃・・・ごく自然に消滅していった感じがする。
なんとなく丸虫に似ていて茶色っぽいタイプを<茶々丸>、真っ黒を<黒丸>と呼んでいたのも懐かしい。
今思い起こすと、ボリューム感を残しながら自重を軽くできる毛鉤であった。
コイツもこの先、テレストリアルが特定の虫を意識せず集約させる方向に変化すれば、ピーコックパラシュートと並んで復刻し、#10を支える毛鉤になるだろう。 |