時折、釣行記で#20のCDCオドリバエと紹介している毛鉤であるが、実際これがオドリバエと主張すれば物議醸し出すこともあろうかと考え、CDC黒虫としておく。 管理釣り場のミッジングを経て一般渓流の早春を迎えひと通りライズハントをやり終えると、私の場合、新緑から禁漁まではミッジは殆ど無用となってしまう。
しかし、時として山岳小渓流で淵上に定位する魚を見かけることがある。
殆どはスタンダードサイズで乗り切るが、徹底的に無視された場合、沈めてウェットで勝負するかドライに拘るかが勝負の分かれ目・・・
ところが、場所によって数センチ流して喰わせるしか方法がない場合、ウェットでは著しく難しくなる。
更に明らかにその魚が水面を意識していると判断できれば、これはもうドライしか選択肢がなくなってしまう。
そんな状況で何とかするならこの毛鉤に頼るしかない。
あくまでもサイトフィッシング主体で用いる毛鉤であり、魚が見えない状況で用いても徒労に終わることが多いと思う。 |