ダン・バイビジブルのハイフロート効果を目の当たりにすると、それまで必死になって巻いていた#20以下のフロントハックルタイプは尽く廃盤に追い込まれて行った。
ところがこのバイビジブルもハイフロートが故に風に弱く、折角フーディングレーンを捉えて流れ始めても風に煽られると空中に舞い上がってしまうことが悩みの種だった。
そこで已む無くフロントハックルを再起用するハメになる。納得行く様に浮かべるにはテールが必要不可欠であるが、テールを付けると見向きもされず、テールを割愛すると浮きに問題が出て見切られる場面が散見された。
結局、テールを割愛したソラックスダンの様なこの毛鉤が一番扱いやすく良く釣れると言う結論に至っている。
サイズは#22オンリーでバイビジブルが転がって仕方がない時、左写真のダーク(グリズリー)・ミディアム(ブルーダン)・ライト(ライトジンジャー)の3色からその日の気分で起用する。 |