「淵底に潜むイワナにビックなニンフで・・・」と言う記事を雑誌か何かで見受けられた方も多いのではなかろうか?
私自身このニンフを思い浮かべると、ごく自然に「淵底に潜むイワナ」がイメージされる。
始めた頃に通ったショップの店長が・・・・
「ドライで出ぇ~へんかったら、どないすんねん?」
・・・・と完成品ドライを買い漁る私にサービスでくれたのがこのニンフとの出会いだった。
しかし、結局この毛鉤は一度も使用されず、釣り場に持ち出されることさえなかった。
その後に「淵底に潜むイワナ」を意識した時、スリムなファザント・テールにモジャモジャのヘアーズ・イアー・・・このシルエットでビッグサイズを巻くとやはり違和感がある。
そこで漸く店長がくれたサービス品が活躍する時を迎え、1個では物足りず、解体サンプルにして複数個のコピーを作成した。
そして初めて使用した時に一匹のイワナを掛けてくれた。・・・・・・それからしっかりライブラリに加わってはいるが、水面志向の私には殆ど使用されずに眠っている保険の様な毛鉤でもある。 |