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アオミドロ
Aomidoro
<<  弱々しさが肝?・・マラブーの量によって、釣果に大きく個体差が出てしまう毛鉤!?  >>
 フライでニジマスを狙われる方なら既にご存じの毛鉤であろうと察するが、実際私はこの毛鉤を大きく誤解していたと言える。
 「アオミドロやて・・アオコの親玉みたいな気色悪ぅぃ名前やのぉ~・・・なんじゃい!マラブー巻いただけやん!誰でも巻けるやろ!」・・と、見様見真似で適当に巻いて試してみるも大したことはない・・・と言うかリーチには遠く及ばず、眼中にない毛鉤となっていた。
 ある時、出張先の関東方面で時間潰しで立ち読みした釣り雑誌に 『これが本家アオミドロ・・』 と言う様なタイトルでこの毛鉤のタイングが紹介されていた。
 早速購入するつもりでレジに並んだが、混んでいて列車に間に合いそうになく、断念したが為に詳細が曖昧となってしまい・・残念でならない。
 ともかく、そこには 『適当に巻くと釣れない』 とか、『この毛鉤はマラブーの色彩はもとより、取り付ける量(本数)まで拘る必要有り』 と書かれていた。
 一応、暗記した内容を列車の中でメモし、試しに巻いてみると・・・
 「こんなちょっと(マラブー)で大丈夫なんか?・・」と疑いたくなるくらい弱々しく、心許無い毛鉤が出来上がった。
 しかも、濡れると下の写真の如く爪楊枝の様な極細いシルエットになる。
 「ホンマ??こんなんでエエん?・・間違えた(メモ)んかぁ?」・・と疑いは拭い去れない。
 ところがこの毛鉤を用いて半信半疑でスローリトリーブで釣り始めた時、爆釣モードに突入して驚いてしまった。
 とにかく、私としては、驚くほど弱々しく極細い毛鉤に仕上げることがこの毛鉤の肝と考えており、釣り方はハンドツイストによるスローリトリーブが良く釣れる様な気がする。
 それ以降、この毛鉤はあの時の雑誌の記事をメモした(つもり)内容に倣って・・・以下に示すマラブーの巻き付け本数にまで拘って作っているが、これが本家なのか邪道なのかはメモの確かさはもとより、雑誌の出所も不確かで、今となっては何とも示し様がない。
 しかし、そんなことは今となってはどうでもよく・・・最初に適当に巻いたものとは雲泥の差がある事は事実である。
 2009年9月現在
巻く時の留意点 マラブーの量・・加えて左右のバランス・・と立ち読みした本に書いてあったので、一応信じて巻いている。
使う時の留意点 フックをハズす時、マラブーに極力触れない・・フォーセップで静かにハズす。
手荒く無造作にフックを持ってハズすとマラブーが切れてしまい、その後は使えない。
使用フック(サイズ) #10 #12 TMC3761/MARUTO w57
使用マテリアル シンカーは極細をシャンク前方1/2か2/3・・
①スレッド=ユニ8/0(ライトオリーブ) ②テール=マラブー(オリーブ6本)
③ウイング=マラブー(オリーブ8本の上にダークオリーブ6本)
④スロート=マラブー(ライトオリーブ、またはタン6本・・短め) ⑤ショルダー=マラブー(グリーン左右2本、計4本)
⑥トッピング=マラブー(ブラック3本を巻いた上に短めでグリーン4本にブラック2本)
⑦ヘッド=グリーン3本にブラック3本をクルクルにして拵える。
bacoon’s favorite marker:☆☆☆☆☆  jerk:★★★★☆  suspend:★★★★☆

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