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リーチ
Leech
<<  大場所のニジマスに対しては最も信頼しているマラブー系の代表格  >>
 モンタナにウーリー・バッガー・・管釣りニジマスに没頭し始めた頃の毛鉤はこの二種類だった。
 シモリ浮き(今で言うマーカー)を付けて漂わすか、ルアーの様に引っ張るか・・・しかし、モンタナはどちらでもよいが、ウーリー・バッガーは引っ張る釣りでは力量を発揮するものの、漂わすと格段に劣る事が解り始める。
 同じ様なマラブーのテールを持つモンタナマラブーが明らかに釣果が秀でていた印象がある。
 ある時、背後の草むらにクシャクシャに絡んだマーカー付きの仕掛けが捨てられており、その先にウーリー・バッガーが結ばれていた。しかし、良く見るとボディハックルがない。
 「何じゃこの手抜きの毛鉤・・これで釣れるんか?」・・と拾い上げ、試しに結んで投じるとマーカーが大きく引き込まれて良型のニジマスが水面から踊り上がった。
 早速、ハックルがない手抜きのツルツル・バッガーの完成品を買い求めるべく、行き付けのショップに走る。
 「あぁ~・・リーチや!完成品はないわ!・・そろそろ自分で巻いてみぃ~・・」・・結果的に完成品を買い求める予算がタイングツールとマテリアルに充てられ、リーチの量産しか選択肢がなくなった。
 その後モンタナも自分で巻く様になって行ったが、実釣ではグロー・バグやタコフライの爆釣族が出現するまで、「リーチがあれば何とかなる」と思える程、絶大な信頼を得ていた毛鉤である。
 特にスケールの大きい生野銀山湖などはコイツとモンタナしか通用しなかった。
 昨今、管理釣り場の多様化に追随して使うにも釣り場を選ぶ様にはなってはいるものの・・今でも大場所のニジマスに対しては最も信頼しているマラブー系の毛鉤である。
 2009年9月現在
巻く時の留意点 ボディーはシェニールのみ・・ラメ入りなどを使用することもあるが、それ以上の装飾は施さずシンプルなタイプが好み。必ずボディーとテールの色は合わせることにしている。
使う時の留意点 テールがゲープに絡まない様、コマメにチェック・・・
一番のお気に入りはブラック、後はオレンジ・イエロー・オリーブなどが好み
使用フック(サイズ) #10 #12 TMC3761/MARUTO w57
使用マテリアル ①スレッド=ユニ8/0(各色) ②テール=マラブー(各色) ③ボディー=シェニール(各色)
注)色は同系色に合わせるのが好み。
bacoon’s favorite marker:★★☆☆☆  jerk:★☆☆☆☆  suspend:★★★★★

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