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 <フェザーウイング>
ダンケルド
Dunkeld
<<  予想を遥かに上回る実力・・・別格扱いのウェットフライ   >>

 この毛鉤が私のライブラリに加わったのは、派手なデザインに惚れこんだ訳でもなく、巷の論評に推された訳でもなく・・・『ダンケルド』と言う5文字の語呂がこの上なく気に入った事である。
 だいたい英国の町をカタカナで読んで、その語呂が気に入った等、アホくさくて話も糞もあったものではないが、「笑わしよぉんの!」・・と言われても事実なんだからしょうがない。
 パターンブックを見ても膨大にある毛鉤の中でどれが良いのか解らず、索引を見て『ダンケルド』と言う文字が目に飛び込み・・
 「語呂がエエなぁ~どんな毛鉤や?」
・・・と本文を見る。
 「あっ!ジャシッド巻くために買ぉ~たジャングル・コック使こぉてるやん!・・何オレンジ??・・オレンジのハックルってか?・・これまた派手やんけ!・・ホンマ笑わしよぉんのぉ~(笑)・・気に入った!・・巻いたろ!」
・・・とオレンジのハックルを買い求めて巻いたのが初めてである。
 結果は、予想を遥かに上回り・・・バッタモンのつもりで巻いてみた代物が由緒正しい高貴な代物だった。・・と言うのが実感である。
 おそらく私の釣り方にマッチしたのかもしれないが目を見張る力量を発揮してくれ、直後に調べると巷の論評でも裏付けが取れて今では無くてはならない毛鉤になっている。
 ドロッパーによし、リードでも申し分なく、一本勝負でも存在感抜群の変化自在な毛鉤で、特に『この毛鉤で釣った魚の何割かは私の場合ドライではまず釣れない』と思える(ルアーなら釣れるかもしれないが・・)事が多く、非常に重宝している。

 2009年4月現在
巻く時の留意点 ウイングはブラウンマラードを使用するのが良いに決まっているが、量産するとなれば高くつく・・従って、#10以下は部分的にパルクで売られたティールやマラードの焦げ茶染めを用いる。
人目ではかなり劣ってペチモンに見えるが、関西の渓魚にはバッタモンに見えるらしく、釣果の差は感じられない。
ハックルは片側のファイバーを取り除きフロントからリアに巻き、オーバル・ティンセルでリアからフロント側に巻き留める。
使う時の留意点 最も信頼するウェットフライ・・・「最後はお前や!頼むで!」と結ぶこと多し!
使用フック(サイズ) #6~#12 TMC3769/MARUTO w57SH
使用マテリアル ①スレッド=ユニ8/0(ブラック) ②テール=ゴールデン・ファザント(クレスト)
③ボディー=フラット・ティンセル(ゴールド) ④ハックル=コック(オレンジ)
⑤リブ=オーバル・ティンセル(シルバー)
⑥ウイング=ブラウン・マラード(代替としてダークブラウン染めのマラードかティール)
⑦アイ=ジャングル・コック ⑧バーニッシュ=ブラック
bacoon’s favorite リードフライ★★★★☆   ドロッパー★★★★★   一本勝負★★★★☆

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