ウェットフライに手を染める前・・「なんじゃこれ?・・国旗みたいな3色のストライプ!・・アホちゃうか?・・ここまでせぇ~でも釣れるぅっちゅぅ~ねん!・・ホンマ・・ひぃ~まぁ~やのぉ~・・これやからウェットはなんか好きになれんわ!」・・と散々物笑いにしていたにも関わらず結局使用しているんだから言い訳も糞もない。
確かにこんな毛鉤を使用しなくても釣れると言うご意見には全くその通りであるとしか言い様がないが、この3色ストライプで魚を掛けると嬉しい。
この毛鉤を銜えた魚の姿はその後も強く印象に残り頭の中でどんどん美しい絵になって行く。
この様な趣きは他の釣りにはなく、フライフィッシング独特ではないかと察するが、ことウェットフライにはこの様な楽しみが多分にある。
ここで終わると雰囲気一辺倒の様な毛鉤と思われがちだが、この毛鉤は非常によく出来ていると感じている。
私の場合、#6のグレーマラード系の毛鉤ではあのプロフェッサーを遙かに凌ぐ勢いで成果を出してくれている。
今のところ、#6のドロッパーとなれば、真っ先に候補に挙がるのがこの毛鉤となるだろう。
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