ハーディーさんのお気に入りをbacoonのお気に入りにすべくこの毛鉤を巻いては見たが、生まれと育ちに大きな乖離がある為か、今現在どうも中途半端でこの高貴な毛鉤の恩恵を授かれないでいる。
ゴールデンファザント・ティペットをテールにピーコックハールと赤いフロスを組み合わせたボディーを持つ所はロイヤル・コーチマンに代表される様に、デザイン的にはかなり洗礼されていると見受けるが、ウイングに用いるヘンフェザント・クイルとの相性が著しく悪いのか、マーチブラウン系の毛鉤同様、コイツもしっくり行かない。
釣果もサッパリと言うことはないが、ロイヤル・コーチマン等と比較すれば話にならず、釣れてもドーパミン分泌を促進する様な状況には至らないのが残念でならない。
おそらく巻き方か釣り方に問題があり、本来の力量を引き出せていないと感じ始めている。
その様に思い始めるとやはり非常に中途半端なイメージが付きまとい・・・もっとドレッシングを薄くしてリード専用に近づけるか、もっと分厚く巻いてドロッパー専用に用いるか・・少し工夫が必要なのかもしれない。
とにかく、今現在はこの毛鉤にあるハズの潜在能力を模索している最中で、どこかでその力を引き出して自分のものにしたい・・・と考えるが、挫折して廃盤になる可能性も大いにある。
サイズは#10と#8だが、ウイングをターキーにして#6までサイズアップさせるか検討中・・・
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