ティールをパルクで購入するとティール・ブルー&シルバーだけでは有り余って使いきれない。
そこで何かないか?とパターンブックを見ると・・これまたゴチャまんとある。
しかもそれらは殆どが『ティール&何とか』と言うそのまんまの名前で解り易いが味気ない。
しかし、物は試しと巻いてみた・・・正直、これは私の感想だが、同じフェザーウイングでもマラードを用いた毛鉤と比較すればかなり釣果は劣って見える。私の場合は『マラード&何とか』の方が余程相性が良かった。
結果的にティールを用いた毛鉤は苦労して活路を見出した『ティール・ブルー&シルバー』だけに落ち着くところであったが、一度だけ通天湖さんでティールの毛鉤がプチ当たりしたことあった。
それがこの『ピーター・ロス』である。私の調べた範囲では何でも欧米で非常に人気がある毛鉤らしい。
ところがコイツは渓流に持ち込んでもサッパリでそれ以前にこの毛鉤のデザインも何とも釣れそうになく、これまで廃盤にしなかった理由はせっかく高価なナチュラル・シールス・ファーを購入したことと、欧米で人気と聞いて、何時か何かの拍子に使い方がわかるのでは?と言う世間の風評を少しアテにしていた為である。
今では一度だけのプチ当りに気を良くして何とか活路を見出すべく思案中・・おそらく渓流では使わないと思われ、現状サイズも#10中心だがウイングをもう少し寝かせる感じにしてサイズアップすれば比較的大型の管理釣場の虹鱒には行けるのかもしれないと思い始めた。
ポイントはボディーにダビングされたシールス・ファーで、もしかするとこいつが小魚の鰓に見えるのではないか?・・とも想像する。
そうなるとメダカストリーマーを使う様な状況にしっかりハマるのかもしれない。あくまでも想像の域を未だ脱していないが・・・
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