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 <クイルウイング>
シルバー・サルタン
Silver Saltoun
<<  夏の主役!・・ドライで釣ると決めた日でも、渓に持ち込んで損はない。   >>
 黒の色調をベースに黒銀色のウイングを背負ったこの毛鉤が濡れた状態になると、少なくとも私には虫そのものに見える。
 そして釣果も極めて秀でた結果をもたらし、今のところ欠くことができない毛鉤となっている。
 この毛鉤を愛用される方は殆ど同じ様な見解を持っておられるのではないだろうか?・・とにかく、非常に洗礼された毛鉤で、全く無駄がないと言うのが使用しての実感である。
 ドライフライで釣り上がって行くと、瀬上の水中に定位して、全く水面には興味なしと言う魚を見受けることがある。
 この毛鉤を使用するまでは銅線を巻きこんだミッジピューパかファザントテールを目前にきっちり流すしか手立てがなく、流すレーンが外れるとダメで上手く流れても5割の確率・・・ところがそんな状況で#14のこの毛鉤を流すとかなりの確率で反応する。
 但し釣れるとは限らない・・外れる場合の殆どは流すレーンが外れて魚が深追いしなければならない場合が多い・・言いかえればかなりの確率でこの毛鉤を追って捕食体勢に入ることは間違いないと思っている。
 当然、通常の釣りでもシーズン後半は出番が多い、殆どリードフライで起用され、ドロッパーで捕らえることに主眼を置いている私の釣り方でもきっちり魚を掛けてくる。
 サイズは稀に#10が起用されるが、圧倒的に#12と#14の小鉤中心・・・白泡逆挽き一発勝負にも打って付けの毛鉤で重宝している。
 とにかく・・ドライ一辺倒の釣りからウェットに手を出そうと考えておられる方で、まずとっかかりのクイルウイングパターンをお探しなら、私はこの毛鉤の#12をお勧めする。
 2009年6月現在
巻く時の留意点 ウイングはもう少し白銀の部分を使用するのが本来であると思うが、私の場合、その辺りは他の毛鉤に回して黒銀の部分を使用するのが好み・・表を張り合わせて閉じたウイングは好まず、開き気味でも気にしない。
#14はダック・クイルではなく、スターリングを使用する。
使う時の留意点 梅雨入りから初秋まで・・夏を中心にどの様に使っても釣れる気がする。
使用フック(サイズ) #12・#14・#10 TMC3769/MARUTO w57SH
使用マテリアル ①スレッド=ユニ8/0(ブラック)  ②テール=コック・ハックルファイバー(ブラック)
③ボディー=フロス(ブラック) ④リブ=オーバル・ティンセル(シルバー)
⑤ハックル=ブラック ⑥ウイング=ダック・クイル(#14はスターリング)
⑦バーニッシュ=ブラック
bacoon’s favorite リードフライ★★★★★   ドロッパー☆☆☆☆☆   一本勝負★★★★★

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