カテゴリ1群がドライフライ専用とも言えるロッドなら、こちらはドライフライをキッパリ諦めて本気で沈めて釣ると決めた時のロッドと言える。
これらのロッドを持ち出す時はほぼ100%「沈めて釣る」と決めた時でフラッタリングのマドラー・セッジを保険で持ち込んでもドライフライは眼中にない。
私の場合、やはりドライフライを完全に見捨てることができずに殆どがカテゴリ4-3群で入渓している状況だが、脈で当りを取ってフックアップさせることに重きを置くなら、ドライフライの未練を断ち切りこれらのロッドを持ち出すことがベストの選択となる。
しかし、やはり重装備となり豪快な釣りができる反面、軽快感がなく釣果が得られなければ重々しい感覚が圧し掛かり気分的にもよろしくない。
従って、ドロッパーを水面近傍に流して視認で取ることに重きを置く程度なら、軽々しく持ち出さない事にしている。
一般渓流をカバーする9フィート弱と本流域の10フィート弱の軟調シングルハンド・・・更に13フィートにモノを言わせて振込一発でポイント直撃、目前の急流も完全にラインを持ち上げるブリッジが張れるセミダブルハンド・・・テクニックが伴わないヘタッピを竿の長さで補ってくれ、確かに一長一短を認めざるを得ないロッドでもあるが、ウェットフライの本領発揮を期待するならこれらのロッドに頼るのが手っ取り早い。
CAPRAS SD SFX Professor (8'9"#4) 『SUSSEX』
CAPRAS SD SFX Majer (9'9"#5) 『SUSSEX』
Alltmor-S 1302 (13'0"#2-3-4) 『DAIWA』 |