釣りのテンポとしてはズバリVivo(ヴィーヴォ)・・と言いたいが、実際は現時点でAllegro(アレグロ)と言うのが正直なところであろう。
コンバースのバスケットシューズにフェルトを貼って、薄手のナイロンウェイダー・・・・
分厚く巻かれたフロントハックルのドライフライでイワナは#12、あまごやヤマメは#14、そしてリーダーは竿の全長+αが基本・・・
ロングティペットもCDCも知らず、ウェットやニンフ等も眼中になし、ライズがあっても無視して我武者羅にガンガン釣り上がって行く・・・
私の渓流釣りの原点はここにあると言っても過言ではない。
ロッドの長さは渓の規模と落差で決めていた。プレゼンテーションの良し悪しが支配的で概してループは狭くラインスピードは速め・・稀に懐かしくなって使用して見るが、やはり確実に毛鉤を選ぶ竿で今現在は殆ど御蔵入りの状況と言える。仮に使用するとしても数十メートルの区間で決め打ち程度でないと、もはや今の足腰ではこれらのロッドを用いる時に必要不可欠である超ハイペースなアップテンポにとてもついて行けない。
一言で示せば、「若き日の足腰とこれらのロッドが渓流釣りの私の原点」と言える第一世代のロッド達で、カテゴリ1-2へと変化していく過程で残った殿堂入りと御蔵入りである。
PHANTOM AWF804 (8'0"#4) 『DAIWA』
Dykoh FlyRod Model G762 (7'6"#4-5) 『DAIKO』
Dykoh FlyRod Model GF662 (6'6"#3-4) 『DAIKO』 |