このミッド・アーバーと言う類が厳密にどの様な定義で区分されるのか?・・正直、未だよく理解しておらず、ここに挙げたリールはメーカーさんによってスタンダード(ノーマル)タイプやラージ・アーバーとしてリリースされているのかもしれません。
ここでは私なりの解釈で、ラージ・アーバーとイメージするにはラインの受け皿が深く、ノーマルとイメージするには芯が太めに出来上がったリールと言う事で勝手に分類しております。
しかし、喜ばしい事に・・と言うか、残念ながら・・と言うか、現在主流のタイプになったんでしょう・・・今ではエントリーモデルにも採用される傾向にあると感じております。この為、これらのリールを使用した背景には「どんなもんか?」と言う興味本位が先行した部分もありました。
結果的に私にとって#2や#3、WF#4辺りでは私が所有するロッドに対して、スタンダード(ノーマル)タイプと大差ないか、逆に扱い難いリールと考えております。
しかし、DT#4や#5以上のリールでは理屈抜きお気に入りになりつつあります(感覚的な部分が支配的で上手く説明できませんが・・)。
当然、中空構造になったからと言って・・設計段階から軽量化に注力しない限り、リール重量は増加する傾向にあると思われますが、この辺りはメーカーさんも色々とお考えの様で、カーボンロッドの#5以上のクラスではバランス的にもこのタイプがしっくり行く様な気がします。
まあ、これがひと時の流行で終わるのか?・・・それともこれからの主流となってスタンダード(ノーマル)タイプをクラシカルに追い込むのか?・・・この先、楽しみな存在と思っております。 |