釣り人によるハイプレッシャーを感じる渓、魚影も薄くなって忘れ去られた様な渓・・・軽快な気分で渓の雰囲気に浸っていると魚の顔を拝む前に日が暮れてしまうが故に、「釣る!」と決めたら仕留めることに研ぎ澄ました意識が行ってしまう(笑)。
基本はドライかウェット・・・どちらにせよ小鉤中心で様子を見るところからがスタートだが、概ねブラインドフィッシングで釣り上がるだけでは厳しいことが予想される状況で、入渓直後からライズや定位を探して数秒のフォーカスで渓のあちこちを切り刻んでキョロキョロしながら釣り上がることが多い。
そこでライズや定位を見つけると、あの手この手で徹底的に拘って、とにかく仕留めることに専念することが殆どで、結局殆ど歩いていない場合もある。
殆どの場合8フィート#3で頑張るが、渓の規模を見て無理と判断すれば思い切って7フィート弱を起用することが多く、ドライフライで心地よいナナハン(7フィート半)は非常に出番が少ない。
特徴としては非常にデリケートでスロースピードのラインコントロールは抜群・・特に7フィート弱は逆ループでも上手くフライを送り込んでくれる為、薮沢に打って付けのロッドで、非常にありがたく重宝している。
小康気味の渓やどなたかの後追いが確定的な場合はこの様なサイトフィッシングを交えた釣り方で何とか魚の顔を拝むケースが増えてきた。
但し、余程厳しい状況でもない限り、入渓時点からライズや定位が期待できないと判断すれば、今現在は他のロッドを用いることにしている。
しかし、これも時間の問題で・・おそらく今後、加齢と共に足で距離を稼ぐことが難しくなれば、益々使用頻度もアップするだろう。
Fallriver CKF803-3 (8'0"#3) 『TIFA』
FREESTONE SCL 7063 (7'6"#3) 『SHIMANO』
Campanella c36113 (6'11"#3) 『Campanella』 |